第9回BRICS首脳會議が9月3日から5日にかけて中國福建省廈門（アモイ）市で開かれた。ロシアのスプートニク通信社によると、今回の會議において、ロシアは中露共同開発のスマートフォン「Yotaphone3」を手土産として、各國の官僚に贈ったとしている。

2014年のAPEC（アジア太平洋経済協(xié)力）に、ロシアのプーチン大統(tǒng)領(lǐng)はロシア産の「Yotaphone2」を手土産として中國の習(xí)近平國家主席に贈った。そして同時に、中露両國はこのスマートフォンのプロジェクトに提攜する見通しであることをアピールした。

Yotaの従業(yè)員は、「ハイテク製品を手土産として送る國家指導(dǎo)者はほとんどいない。ロシアは軍需産業(yè)と重工業(yè)に強(qiáng)いが、ロシアのハイテク製品の代表と言えるYotaはプーチン大統(tǒng)領(lǐng)に重要視されているため、手土産に選ばれたのだ」と語った。

スマートフォンメーカーYota Devicesの株主は中國とロシア両國の企業(yè)から構(gòu)成されている。新製品のYotaphone3は9月に中國で販売を開始し、年末にはロシアと歐州市場に進(jìn)出する予定だ。Yotaphone3は両國の研究チームが1年以上にわたって開発した製品で、両國の科學(xué)技術(shù)交流が実を結(jié)んだ結(jié)果と言える。最大の特徴は両面ディスプレイで、メインディスプレイは5.5インチSuperAMOLEDパネルを採用し、背面に5.2インチE-Inkディスプレイが搭載されているという。

ロシアのメディアによると、中國市場では100萬臺の売り上げを狙っている。読書好きな消費(fèi)者層の注目を集めるため、スマートフォンに中國で人気の読書アプリを搭載し、電子書籍のダウンローと利便性の向上を図っている。（編集HQ）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年9月7日