イタリアは現(xiàn)在、「中國人歓迎」プログラムを通して、主要な空港や駅の中國語表示を増やしたり、ホテルの施設(shè)などの対策を改善したりするなど、中國人観光客に対する「おもてなし」を向上させるよう取り組んでいる。中國?四川省成都市で開催中の第22回國連世界観光機関（UNWTO）総會で、イタリア文化財?文化活動?観光省のドナリ?ビアンキ副省長が明らかにした。新華社が報じた。

ビアンキ副省長によると、イタリアは中國人観光客との関係を非常に重視しており、中國の観光関連當(dāng)局と協(xié)力して、現(xiàn)地の観光客の需要を調(diào)査している。そして、その結(jié)果に基づいて、「中國人歓迎」プログラムをさらに調(diào)整する。現(xiàn)在までに進められている対策には、公共の場で無料アクセス可能なWi-Fiやクレジットカード支払いが可能なWi-Fiサービスの増設(shè)、中國人観光客の食習(xí)慣に合わせたグルメの提供なども含まれている。

イタリア國家統(tǒng)計局の統(tǒng)計によると、2017年1-8月期、昨年同期比15％増となる中國人30萬人に査証（ビザ）を発行した。そのほとんどが観光ビザだった。8月の統(tǒng)計によると、個人旅行用ビザが22％増となり、発行申し込み件數(shù)も30萬件を超えた。

急増している個人旅行者に対応するために、イタリアは現(xiàn)在、中國人観光客向けに、ブライダル旅行やスポーツ観光など、オリジナリティある旅行商品を打ち出している。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年9月16日