3日、米ニューヨークから広州に向かう南方航空（南航）CZ600便の機內(nèi)で、女性の旅客が突然発病した。乗り合わせていた2人の醫(yī)師が診察し、乗組員チームが緊急対策措置を始動した。同便は、その時點で最も近かったアイスランド?レイキャビク近郊にあるケプラヴィーク國際空港に緊急著陸し、病人は直ちに病院に搬送され応急処置を受けた?，F(xiàn)在のところ大事には至らず、命に別狀はないという。広州日報が報じた。

この女性客は、「10月20日にニューヨークで子宮筋腫の手術(shù)を受け、手術(shù)から12日後、CZ600便に搭乗した」と話している。機內(nèi)で放送されたドクターコールを聞き、四川省人民醫(yī)院と成都中醫(yī)薬大學(xué)付屬醫(yī)院にそれぞれ勤務(wù)する醫(yī)師の夫妻が、自ら名乗り出てキャビンの前方に移動し、彼女に対応した。

北京時間午後6時40分、乗務(wù)員チームはアイスランド管制塔に機內(nèi)での差し迫った狀況を報告、ケプラヴィーク國際空港への緊急著陸を申請した。同機の最大著陸重量は251トンだった。ニューヨークを離陸してわずか4時間あまりしか飛行していなかったため、重量は最大著陸重量をはるかに上回っており、43トン分の燃料を投棄する必要があった。

同機は、海上の飛行ルートを飛行中に燃料を投棄した。20分間に及ぶ投棄作業(yè)によって、43トンの燃料を投棄した。

北京時間午後8時35分、同機は無事ケプラヴィーク空港に著陸した。著陸すると、救急車、稅関、國境警備、検疫の各部門が直ちに対応した。醫(yī)療スタッフがキャビンに入り、患者に簡単な検査を行った後、速やかに現(xiàn)地の病院に緊急搬送した。

南航CZ600便の乗務(wù)員は11月6日午前、アイスランドに駆け付けた患者の家族と連絡(luò)が取れた。家族によると、患者は大事には至らず、病狀の回復(fù)を待って醫(yī)師からの許可が下りれば、広州に向かう旅を再開するという。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年11月7日