インド紙「ビジネススタンダード」の22日付報道によると、中國の革新型科學(xué)技術(shù)企業(yè)?小米は、インドで3ヶ所目となるスマートフォン工場を設(shè)立するとともに、現(xiàn)地企業(yè)と協(xié)力してウッタル?プラデーシュ州ノイダに初のバッテリー工場を設(shè)立することを決定したという。
同じくインド紙「エコノミックタイムズ」が紹介した最新のデータによると、小米の今年第3四半期(7~9月)のインドにおける攜帯電話出荷量は920萬臺に上り、前年同期比290%増加した。市場シェアは24%に達し、サムスンと並びインド攜帯市場のトップブランドになった。報道によれば、インドのスマートフォン出荷量上位5メーカーのうち、中國メーカーは4つで、小米はサムスンと並んで1位、3位から5位は聯(lián)想(レノボ。モトローラブランドを含む)、vivo、OPPOだった。
小米のスマートフォン「紅米Note4」は、四半期出荷量が400萬臺に上り、前期に続いて首位に立った。「紅米4」、「紅米4A」の2機種も同期のインドスマホ販売量のトップ5に入った。小米は2014年にインド市場に進出し、16年の売上高は10億ドル(約1112億円)だった。
インド市場に進出した當(dāng)初は數(shù)人の社員しかいなかったのが、今では工場を設(shè)立し、數(shù)千人の現(xiàn)地従業(yè)員を抱えるようになり、この間に要した時間はわずか3年ほどだった。小米國際部のマヌ副社長(小米インド法人取締役社長)はインドでの成功の原因を分析して、「まずコストパフォーマンスが高いこと、次に機能が現(xiàn)地化していること、さらに『小米ファン』との結(jié)びつきが強いこと」を挙げる。
ニューデリーの「小米ファン」グプタさんは、「小米製品はコストパフォーマンスがとても高い。同じような性能の他社製品は小米より価格がだいぶ高い。小米のアフターサービスにもより注目している。これは非常にすばらしい點で、修理の費用は安いしスピードも速い。他社ブランドは1回修理に出すと新しいのを買うのと変わらないくらい費用がかかる」と話す。ハリヤーナー州グルグラムの攜帯電話販売店の中をのぞくと、小米製品を見ている人、買う人が多かった。
インドの攜帯電話登録ユーザーは9億人を超えるが、スマホの普及率は20%に満たず、インド消費者のスマホニーズは極めて高い。インドは中國、米國に次ぐ世界3位のスマホ市場であり、成長の潛在力は巨大だ。そこで小米はインド市場での配置を絶えず強化し、今後2年間にインドで直営店「小米之家」を100店開設(shè)する計畫だ。
中國製攜帯電話のインド消費者におけるブランドイメージにも大きな変化が起きている。長年にわたりインド科學(xué)技術(shù)産業(yè)の発展に注目してきた中國のインターネット會社のインド法人責(zé)任者?王超さんは、「中國製攜帯電話がインドで第1次ブームを起こした時は、深センのあまり知られていないブランドの基伍が、インドでの出荷量で當(dāng)時のノキアやサムスンを大きく引き離したというのが実態(tài)だった。前回のブームと異なり、今回のブームではブランド側(cè)はインドに根付き、ブランドを確立しようとの意識がより強く、國際化と現(xiàn)地化で傑出した動きをみせている。(戦略上の要の)『兵家必爭の地』であるインド市場は中國攜帯ブランドが世界に進出するための踏み切り板になりつつある」との見方を示す。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年11月23日
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