米國太平洋時間の12日、アップル社は3つの新製品を一挙に発表した。スマートフォンの「iPhone8」(アイフォーン8)と「iPhone8Plus」(アイフォーン8プラスPlus)、そしてアップルのスマートフォン市場進出10周年を記念する製品「iPhoneX」(アイフォーンテン)だ。だがアップルの発表の前日、中國の小米科技(シャオミ)もXと同じく全畫面デザインの新機種「MIX2」を打ち出した。華為(ファーウェイ)もアップルに対してベンチマーキングを行った人工知能(AI)チップ「麒麟970」を早くに発表し、次世代主力製品「Mate10」を10月中旬に発表することを明らかにした?!附U済日報」が伝えた。
アップルはかつて攜帯電話産業(yè)を牽引してスマートフォン時代へと導(dǎo)き、それから10年後の今、またもや新製品で業(yè)界を席巻しようとしている。そんな今、國産攜帯産業(yè)にはアップルの挑戦に立ち向かえるどのような新製品や新技術(shù)があるのだろうか。
▽アップルの中國シェア低下は明らか
小米科技の雷軍會長は、「アップルの新製品と発表がかち合わないようにするため、小米MIX2の発表を一日前倒しした。自分たちの製品には自信があり、影響力の問題があるだけだ」と話す。
華為の態(tài)度はより先鋭的だ。アップルの発表の後、華為の端末業(yè)務(wù)部門は、「がっかりしなかった?華為は今までにない喜びを準備中。10月16日、華為Mate10発売」とツイートした。
中國の攜帯メーカーが控えめな態(tài)度を取ろうと、鳴り物入りで製品を打ち出そうと、アップルの中國市場シェアの低下狀況が明らかであることには変わりがない。以前の業(yè)績と比較した場合、第三者コンサルティング機関がまとめたデータでは、中華圏におけるアップルの販売量は6四半期連続で低下している。2017年度第3四半期(17年4~6月)の中華圏売上高は前年同期比10%減少し、前期比では25%減少し、15年度第2四半期(15年1~3月)に比べると減少幅は50%を超えた。他社と比較すると、17年度第2四半期(17年1~3月)には、華為、OPPO、vivo、小米が中國市場で上位4位に並び、市場シェアは順に20.2%、18.8%、17%、13%を占め、いずれも前年同期に比べて上昇した。4社を合わせた中國市場シェアは69%に上った一方、アップルは8.2%にとどまり、前年同期の8.5%からさらに後退した。
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