年度訓(xùn)練計畫と中露雙方の決定により、中露合同軍事演習(xí)「海上連合-2017」の第2段階演習(xí)が近くロシア?ウラジオストクで始まる。軍事科學(xué)院の専門家?潘新毛氏は、今回の演習(xí)には注目點が3つあると語る。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

中露両海軍は7月下旬にバルト海で「海上連合-2017」の第1段階演習(xí)に成功した。潘氏によると、この演習(xí)で中國海軍は初めてバルト海での演習(xí)に戦力を投入し、初めて最新型軍艦052D型ミサイル駆逐艦を合同軍事演習(xí)に投入した。近く開幕する第2段階演習(xí)には3つの注目點がある。

第1に、演習(xí)の組織形式を見ると、中露雙方は近年の協(xié)力を通じて、相互信頼性の高い合同演習(xí)調(diào)整メカニズムを構(gòu)築している。これによって、両國海軍部隊は合同演習(xí)で一層息の合った連攜をするようになり、現(xiàn)実の環(huán)境でも積極的な役割を果たし、海洋で生じうる危機に共同で対処できるようになった。

第2に、演習(xí)內(nèi)容がより実戦に即したものになる。今回の演習(xí)內(nèi)容は難度が高くなっただけでなく、合同対空、合同対艦?対潛、人道救援、テロ対策など現(xiàn)在の海上経済活動の安全確保の実情に即したものとなっている。また、両軍混合編成を継続し、実戦上の必要性に従い「背中合わせ」の対抗訓(xùn)練を?qū)g施する。これは雙方が実戦の中で相互理解を深め、より良く海上交通路の安全を守り、地域の平和と安定を維持する助けとなる。

第3に、両軍協(xié)力が一層緊密化し、深まる。これまでの「海上連合」軍事演習(xí)と比べ、今回は初めて合同潛水艦救難訓(xùn)練を行い、初めて複數(shù)の兵種?機種?艦種による合同対潛訓(xùn)練を?qū)g施する。これは第1段階演習(xí)を踏まえた一層の深化、拡大だ。

潘氏によると、潛水艦救難は海上救難で最も複雑かつ危険な行動であり、技術(shù)的難易度が高く、救難の危険性が高く、機密レベルが高く、救難行動にかけられる時間が少ない。今回の軍事演習(xí)で中露両海軍は合同潛水艦救難訓(xùn)練を?qū)g施する。「これは中露両軍が長年の合同軍事演習(xí)を経て、戦略レベルの協(xié)力を一層緊密化しただけでなく、戦術(shù)技術(shù)レベルの協(xié)力も一層踏み込んだ、著実なものにしたことを十分に示している」と述べた。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年9月18日