中國スマートフォン大手小米科技(シャオミー)のイノベーション部門の責(zé)任者?秦氏が、河南省の鄭州大學(xué)で行った採用説明會で、「あなたが日本語専攻の學(xué)生なら、出て行ってください。あるいは映畫事業(yè)で仕事させてやってもいい」と発言し、學(xué)生らの怒りを買った。多くの學(xué)生が會場を後にしたという。同問題を受け、小米は24日、「関係社員は既に學(xué)生に謝罪し、和解した。當(dāng)社としても、正式に社會に謝罪する」とのコメントを出した。
湖南省のニュースサイト?紅網(wǎng)は、張楠之氏の見方を掲載し、「『映畫事業(yè)』という言葉は、侮辱されたと感じた學(xué)生が言っているように、『みんな大人で、バカではない』。その言葉が指していることは非常に明確で、そのような言葉が採用説明會という厳粛な場で出るということは、侮辱であることは非常に明白。インターネット時代に誕生し、成長しているテクノロジー企業(yè)、グローバル化を進めているテクノロジー企業(yè)は、開放的で包括力ある品格を備えていなければならないはずだ。しかし、その責(zé)任者の口から、これほどまでに差別と侮辱に満ちた言葉が出るとは、非常に殘念で理解できない。そして、非常に不安な思いにさせられる。全ての差別、特に奧底に隠れている差別をなくすことはできないというのは、客観的な現(xiàn)実。そのような差別は、紙に黒文字で書いて規(guī)定するものでもなく、公の場や個人的な場で言葉にして出すものでもない。しかしながら、雇用者である企業(yè)が実際の公の場でそのような言葉を使ってしまった」と指摘した。
人民網(wǎng)は、「イノベーション部門の人が、このような騒ぎを『イノベーション』してしまったことには、開いた口が塞がらない。誰かが人を差別、侮辱すれば、他にも恥をかいている人たちがいる。責(zé)任者は會社を代表しており、今回の発言は、會社のイメージを大きく損なってしまった。個人の発言とは言っても、このような傾向を持つ社員を採用説明會に派遣した小米も、不適切な人選、社員教育不屆きの責(zé)任を逃れることはできない。小米は、日本、韓國、インドなどの多くの國の社員を抱え、みんな楽しく仕事をしている。では、なぜこのような問題が起きてしまうのだろう?秦氏が反省し、小米も秦氏を叱責(zé)するだけという簡単な問題の処理方法をとっただけで、どれほどの教訓(xùn)を得ることができるというのだろう?この問題の背後には、マーケティングの影が見え隠れしている」と指摘している。
ポピュリズムを利用し、これを買えば「愛國心」があり、買わなければ「愛國心がない」とし、海外ブランドの商品を買う消費者を侮辱するというマーケティングもある。中國國産の商品も重要で、中國人はもちろん、中國がイノベーションや製造の分野で世界一流のレベルに達(dá)することを願っている。その目標(biāo)を達(dá)成するためには、それ相応の技術(shù)と商品が必要で、それにより、世界の消費者に認(rèn)めてもらえるようにしなければならない。そして、ブランド効果を継続的に向上させ、市場の大きな流れの中で、主導(dǎo)権を握れるようにしなければならない。グローバル化を背景に、イノベーションと起業(yè)には多元化された連攜と交流が欠かせない。差別、狹い見方、狡猾さ、腹黒さなどは全て企業(yè)やブランドにとって「足かせ」となる。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年9月26日
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