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2017年11月24日  
 

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冬はこんなに寒いのに、なぜズボン下を履かないの?

人民網(wǎng)日本語(yǔ)版 2017年11月24日15:54
冬はこんなに寒いのに、なぜズボン下を履かないの?

寒気が襲う寒い冬がやってきた。北京の冬は厳しい寒さに見舞われる。防寒?保溫性に優(yōu)れたズボン下は、多くの人にとって無(wú)くてはならない冬の必需品だ。しかし、いつの頃からか、「ズボン下」は若者たちにとって「笑いの対象」となり、「ズボン下拒否黨」になることが、ファッションリーダーを自負(fù)する人たちにとっての衣服著用ルールの一つとなった。中國(guó)新聞網(wǎng)客戸端が伝えた。

北風(fēng)が音を立てて吹き荒れる冬に、ズボン下を履かない彼らは本當(dāng)に寒くないのだろうか?「ズボン下拒否黨」がズボン下を拒否する真意は何なのか?

〇「太っているから、寒さに耐えられる」

―蘇琴さん(32、女性、黒竜江省出身、ズボン下拒否歴13年)

「寒さについては、故郷の方が北京よりずっと厳しい。冬に外出するには、何枚も何枚も重ね著をして、まるで熊のような格好で備えなければならない」と、哈爾濱(ハルビン)生まれの蘇琴さんは話す。

大學(xué)入學(xué)で北京に來(lái)る前は、毎年冬になると、ズボン下や厚手メリヤス製ズボン下が、彼女にとって「生きていく上での必需品」だった。ズボン下を履かないで外出することは、自ら災(zāi)難の中に飛び込むようなものだった。

蘇琴さんは、「故郷に比べ、北京の冬は『ずっと優(yōu)しい』。北京の大學(xué)に入學(xué)したての頃は、まだズボン下を履いていた。でも、北京ならズボン下を履かなくてもそれほど寒くないことに気づいた」と當(dāng)時(shí)を思い出しながら話した。

〇「スタイルが悪くなる」

―超哥さん(25、男性、湖北省出身、ズボン下拒否歴:3年)

今年25歳の超さんは、大學(xué)卒業(yè)後に北京に移り住み、在住歴はすでに3年?!弗亥堀笙戮芊顸h」歴も3年となった。

「故郷は、冬に暖房を入れず、室溫が低い。だから、防寒のためズボン下を履いていたが、北京に來(lái)て履かなくなった」と話す超さんは、自分がズボン下を手放した時(shí)の気分を、「非常に心地よいもの」と表現(xiàn)した。

ズボン下を履かなくなった理由について、超さんは、「理由はいたってシンプル。まずスタイルが悪くなること。2つ目に、北方にはどこでも暖房があり、室內(nèi)溫度が高く、ズボン下を履く必要がないからだ」と説明した。

〇「ズボン下はお年寄りが履くもの」

―陽(yáng)陽(yáng)さん(30、女性、北京市出身、ズボン下拒否歴:11年)

「大學(xué)に入學(xué)した2006年から、ズボン下は履いていない。どうしてかって?ダサいからよ!ズボン下はお年寄りが履くものだから」と話す、北京で生まれ育った陽(yáng)さんは、11回の冬をズボン下なしで過ごし、そのことを誇らしく感じている。彼女にとって、ズボン下を履かないのが「イケてる」ことなのだ。

「ズボン下を履かないでいると、足がリウマチや関節(jié)炎にかかり易いという人もいるけど、絶対にそうとは言えないでしょ?今もなんともないし、歳をとるのはまだまだ先だわ」と彼女は続けた。

〇「體質(zhì)改善で寒さを撃退」

―柯さん(27、女性、江蘇省出身、ズボン下拒否歴:2年)

「生まれてから25年間、ずっとズボン下を履いていた」と27歳の柯さん。

柯さんの実家は南京にある。南京の冬は決して暖かくないため、毎年冬になるとズボン下を履いていた記憶がある。北京の大學(xué)に入學(xué)した當(dāng)初も、この習(xí)慣を続けていた。

「全くズボン下を履かなくなったのは、2年前のことだ。その理由は、健康づくりと関係がある。體質(zhì)を良くすれば、寒さなんかこわくない。2年前、最初はダイエット目的でフィットネスやランニングを始めた。始めたころは、走る時(shí)だけズボン1枚だけにした。だが、だんだんと普段の仕事中もズボン下を履かなくなっていった」と彼女は話した。

〇「習(xí)慣が自然に」

―黃さん(36、男性、北京市出身、ズボン下拒否歴:不明)

黃さんは高校卒業(yè)後、カナダに留學(xué)し、十?dāng)?shù)年海外で生活した。その頃からズボン下を履かなくなった。

「外國(guó)人はズボン下を履く習(xí)慣はない。その背景として、生活習(xí)慣と體質(zhì)の違いがひとつ。さらに、外國(guó)ではどこでも暖房の條件が非常に良いこともある。室內(nèi)では誰(shuí)もが半袖姿で、外出は車を使うことが多く、外気に觸れる時(shí)間が極めて短く、ズボン下を履く意味がない」と黃さんは分析した。

彼は數(shù)年前に北京に戻ったが、ズボン下は履いていない。彼にとって、「履かない習(xí)慣が自然」になったのだ。

「本當(dāng)に寒くないのか」と尋ねたところ、「寒くないと感じるから、ズボン下を著ない」という答えが返ってきた。


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