浙江大學(xué)の科學(xué)者らはグラフェンフィルターを正極材料とし、新型のアルミ―グラフェン電池を開発した。この電池は壽命が長く、短時(shí)間內(nèi)のフル充電が可能であり、氷點(diǎn)下40度から120度までの範(fàn)囲內(nèi)で正常に稼働することが可能。この革新はアルミイオン電池の実用化の重要な方向性を示した。浙江在線が伝えた。
アルミイオン電池は優(yōu)秀な新型電池で、その実用化の鍵となるのは適切な正極材料だ。浙江大學(xué)高分子學(xué)部の高超教授が率いるチームは、グラフェンという神秘的な材料を選択し、革新的な技術(shù)により獨(dú)特なグラフェンフィルターを作り正極材料とした。アルミイオン電池の全體的な性能が大きく向上し、現(xiàn)在主流になっているリチウム電池やスーパーコンデンサと拮抗できるほどの高い將來性を備えている。関連論文は世界的に有名な學(xué)術(shù)誌「Science Advances」に掲載された。
高氏は、「電池の容量は航続能力で示される。一般的な電池は充電と放電を繰り返すと容量が減り続ける。アルミ―グラフェン電池はこの面で優(yōu)れた性能を持つ。この電池は充電と放電を25萬回繰り返した後も、充電?放電の効率は依然として91%と高く持ち、容量の損失も少ない」と話した。つまりスマートフォンにこの電池を搭載すれば、毎日10回充電しても70年近く使用できることになる。
また、このアルミ―グラフェン電池のCレートも非常に優(yōu)れている。高圧電流によるクイック充電が可能で、高い比容量を維持できる。高氏は、「一部のスマートフォンにもクイック充電機(jī)能があり、電池がすぐにフル充電されたかに見えるが、実際の航続時(shí)間は長くない。この新型電池の現(xiàn)時(shí)點(diǎn)での実験室內(nèi)のデータを見ると、1.1秒でフル充電でき、比容量の損失はわずかだ。將來的に攜帯電話に利用すれば、5秒の充電で2時(shí)間の通話も完全に可能だ」と説明した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年12月26日
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