「海水稲」は中國(guó)の育種専門家がハイブリッド育種技術(shù)と通常の育種方法を使い栽培する新型塩?アルカリ耐性稲だ。青島海水稲研究センターが発表した情報(bào)によると、海南省南繁基地にある1000件以上の海水稲サンプルの中から、すでに176件の優(yōu)良品種が選び出されており、今年中にも全國(guó)の広い範(fàn)囲で試験栽培が始まる見通しだ。中央テレビ網(wǎng)が伝えた。
同センターの張國(guó)棟副主任は、「中國(guó)の約1億ヘクタールのアルカリ性土壌は全國(guó)各地に分布しており、気候帯や日照條件などが異なる。今年初めて全國(guó)5ヶ所の主要累計(jì)アルカリ性土壌で試験を行い、異なる地質(zhì)條件の下でこの176件の海水稲サンプルの最終生産量と品質(zhì)を検証していく」と説明した。
中國(guó)の「海水稲の父」と呼ばれる科學(xué)者である陳日勝氏は、1986年に広東省湛江市の海辺のアシ畑の中から、野生の海水稲を発見した。その後30年間以上にわたる研究を経て、塩?アルカリ耐性稲の品種「海稲86」を栽培した。
袁隆平氏のチームは2014年に「海稲86」の改良に參加し、同センターを設(shè)立した。大まかな淡水化処理が施された海水灌漑の水田で試験を行い、段階的な成果を手にした。海水稲試験栽培の生産量は、2016年に0.06ヘクタール當(dāng)たり500キロを突破し、2017年10月には最高621キロに達(dá)した。中國(guó)の海水稲の品種は、まだ開発?栽培の段階にあり、正式な普及前にはさらなる科學(xué)研究と観察が必要となっている。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年4月10日
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