マレーシアのマハティール首相が17~21日、中國を公式訪問した。マハティール首相は中國の習(xí)近平國家主席、李克強(qiáng)総理、栗戦書全人代常務(wù)委員長と相次いで會談。両國政府は共同聲明を発表した。マハティール首相は善意を示し続け、ASEAN以外の國を公式訪問するのが就任後初であることを強(qiáng)調(diào)した。雙方の連動は現(xiàn)在の両國関係の前向きな動向をはっきりと示した。(文:華益聲?國際問題専門家。人民日報海外版コラム「望海樓」掲載)
両國は伝統(tǒng)的親善を大切にしている。実はマハティール首相は元々対中友好という立場だ。1981~2003年の首相在任中、中國を相次いで7回訪問し、両國の友好関係の発展に重要な貢獻(xiàn)をした。習(xí)主席は「雙方は親善を継続し、協(xié)力を深める必要がある。マレーシアはASEAN創(chuàng)設(shè)後他のASEAN諸國に先駆けて中國と國交を樹立した。中國側(cè)はマレーシアとの友好を揺るぎなく推し進(jìn)めている。新時代の中國マレーシア関係にはやれる事が大いにあると信じる」と強(qiáng)調(diào)した。
両國は関係の基調(diào)を定めた。中國マレーシア関係は現(xiàn)在新たな重要な歴史的位置にあり、共に國家発展の新たな歴史的出発點(diǎn)に立っている。今年に入り中國は新指導(dǎo)部、マレーシアは新政権が発足し、二國間関係も新たな位置づけを迎えた。マレーシアは中國の奇跡のような自力の発展に敬服し、産業(yè)?商業(yè)分野での中國の多大な成果に賛嘆している。マレーシアは新時代の「ルック?イースト」において中國発展の成功経験を參考にし、絶えず革新?創(chuàng)造し、自國の一層の発展を?qū)g現(xiàn)することを望んでいる。マレーシア新政権とマハティール首相自身、対中関係を非常に重視している。マレーシア新政権にとって今回の訪中は重要な措置であり、対中友好政策に変更はないことを中國の政府と國民に表明することを旨としている。中國も対マレーシア友好を揺るぎなく推し進(jìn)めると明言した。善隣友好という大きな方向性をつかむことが二國間関係の基調(diào)だ。
両國は自由貿(mào)易を支持している。中國にとって今年は改革開放40周年であり、一國主義と保護(hù)貿(mào)易主義に旗幟鮮明に反対し、開放協(xié)力措置を打ち出し続けている。マレーシアは貿(mào)易立國であり、國際貿(mào)易を重視している?,F(xiàn)在歐米世界に出現(xiàn)している反グローバル化と保護(hù)貿(mào)易主義の傾向に、マハティール首相は明確に反対している。マレーシア側(cè)は中國企業(yè)の投資を歓迎し、経済?貿(mào)易など各分野で雙方が互恵?ウィンウィンを?qū)g現(xiàn)することを希望している。
両國は「一帯一路」を共同建設(shè)する。習(xí)主席は「マレーシアは古代における海のシルクロード沿いの重要國であり、『一帯一路』イニシアティブに最も早く呼応した沿線國でもある。雙方は『一帯一路』共同建設(shè)を主軸に新時代における両國の実務(wù)協(xié)力を推し進(jìn)める必要がある」と強(qiáng)調(diào)。マハティール首相は中國側(cè)のイニシアティブに積極的に応じており、「一帯一路」について、地域の交流?協(xié)力促進(jìn)のためであり、地域の全ての國々が利益を得ると考えている。マレーシア側(cè)は「一帯一路」共同建設(shè)を支持しており、積極的に參加したい考えだ。
マハティール首相の訪中は実り豊かな成果を挙げた。両國は上層部の連動によって友好協(xié)力のビジョンを描き、両國関係に悲観的な「雑音」に有効な返答をした。現(xiàn)在、中國は奮闘目標(biāo)「2つの百年」の達(dá)成に努力しており、マレーシアは「新マレーシア」建設(shè)の旅路についた。互恵?ウィンウィンの中、両國協(xié)力は帆を揚(yáng)げて再出航する。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年8月21日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn