マレーシアのマハティール首相が17~21日の日程で中國(guó)を公式訪問している。マハティール首相にとって政権に返り咲いてから初の訪中であり、ASEAN以外の國(guó)を訪問するのも再登板後初だ。18日夜、浙江省視察訪問を終えて北京入りしたマハティール首相を、王毅國(guó)務(wù)委員兼外交部長(zhǎng)(外相)は自ら空港で出迎え、慣例を破る手厚い待遇で善意を示した。(文:蘇暁暉?中國(guó)國(guó)際問題研究院國(guó)際戦略研究所副所長(zhǎng)。人民日?qǐng)?bào)海外版コラム「望海樓」掲載)
マレーシア総選挙で新政権が発足して以來、中國(guó)マレーシア関係の行方が大いに注目されている。中國(guó)マレーシア関係に悲観的なひっきりなしの「雑音」を前に、マハティール首相は自らの「選挙時(shí)の発言」について就任後ただちに釈明し、繰り返し対中関係の重要性を強(qiáng)調(diào)し、対中経済?貿(mào)易協(xié)力を歓迎する意向を明確にした。さらに今回の訪中は対中協(xié)力へのマレーシア側(cè)の意欲を伝え、両國(guó)関係の発展に新たな原動(dòng)力を與えるものだ。
「一帯一路」構(gòu)想は中國(guó)マレーシア協(xié)力の重要なプラットフォームとなる見込みがある?!刚撙我馑集E通」は両國(guó)関係を力強(qiáng)く支える。マハティール首相はかつてナジブ政権が外國(guó)と調(diào)印した大型インフラ事業(yè)を問題視した。今回の訪中は雙方がこうした問題について意思を疎通し、相互信頼を深め、疑念を解消するうえで助けとなる。マハティール首相は訪中時(shí)、特に中國(guó)の高速鉄道に試乗する意向だ。実はマハティール首相は以前、中國(guó)の発展はマレーシアの発展に資し、中國(guó)側(cè)の「一帯一路」構(gòu)想は沿線各國(guó)に確かな利益をもたらしていると繰り返し指摘していた。中國(guó)側(cè)はマレーシアを「一帯一路」の重要な支點(diǎn)國(guó)と見ている。マハティール首相の初の訪問地である浙江省は、「一帯一路」によって新たな対外開放を統(tǒng)率し、「一帯一路」の要衝となるべく全力を挙げている。マハティール首相は訪問で、「一帯一路」のもたらす活力と発展の潛在力を?qū)g感することができる。
「インフラ施設(shè)の連結(jié)」はマレーシア発展の重要な基礎(chǔ)だ。マレーシア東部のサバ州は地域運(yùn)輸の要衝となることを期待している。マレーシア実業(yè)界は地元経済発展への港灣建設(shè)の牽引効果を重視し、インフラ整備が一層のビジネスチャンスをもたらすことを望んでいる。
「貿(mào)易の円滑化」は中國(guó)マレーシア協(xié)力の際立った目玉だ。マハティール首相は杭州でアリババ?グループ本部を見學(xué)した。2016年の統(tǒng)計(jì)によると、マレーシアでは中小企業(yè)が全企業(yè)の97.3%を占める。アリババがマレーシアに築いた「デジタル自由貿(mào)易圏」は、中小企業(yè)がネット経済を利用して、クロスボーダー電子商取引を発展させる助けとなる。マレーシアの電子商取引量を2020年までに倍増させ、GDPへの寄與を2110億リンギットにすることが目標(biāo)だ。電子貿(mào)易がマレーシアの発展に重要なチャンスをもたらすのは明らかだ。
「資金の調(diào)達(dá)」は中國(guó)マレーシア事業(yè)を確実に保障する。中國(guó)はすでに2年続けてマレーシア製造業(yè)への最大の投資國(guó)であり、何年も続けてマレーシアでの建設(shè)工事請(qǐng)負(fù)の最大の協(xié)力國(guó)となっている。マレーシア側(cè)はアジアインフラ投資銀行(AIIB)とインフラ開発分野の協(xié)力強(qiáng)化について共通認(rèn)識(shí)を形成した。
「民心の通じ合い」は中國(guó)とマレーシアの將來にとって原動(dòng)力の源だ。正しい相互認(rèn)識(shí)を促して初めて、両國(guó)関係の長(zhǎng)期的発展が可能となる。
「一帯一路」は「共に話し合い、共に建設(shè)し、共に分かち合う」原則を堅(jiān)持し、雙方にとっての協(xié)力の受け入れやすさに十分に配慮する。マレーシア側(cè)には參加意思があり、中國(guó)側(cè)は誠(chéng)意を持って接している。マハティール首相の訪中に伴い、雙方は一層向き合って進(jìn)み、「一帯一路」の枠組での協(xié)力ビジョンを共に描く。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年8月20日
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