日本の安倍晉三首相が27日に訪中日程を終えて北京を発った。訪問期間中、中日雙方は正常な軌道に戻った両國関係の新たな発展を推し進(jìn)める考えを表明した。安倍首相の今回の訪中について専門家は、プラスのメッセージを発し、二國間関係の長期にわたる健全で安定した発展の促進(jìn)にとって積極的な意義があったと指摘する。新華社が伝えた。
今年はちょうど中日平和友好條約締結(jié)40周年にあたる。安倍首相は訪中時に中國の指導(dǎo)者と會談。雙方は平和友好條約締結(jié)40周年記念レセプションと第1回中日第三國市場協(xié)力フォーラムも催し、多くの共通認(rèn)識にいたり、実務(wù)的な成果を挙げた。
アナリストは「中日両國は利益が高度に融合している。世界の主要エコノミー及び重要な影響力を持つ國である中日関係の長期にわたる健全で安定した発展は、両國民の根本的利益にかない、地域と國際社會が一致して期待するものでもある」と指摘する。
雙方は中日間の4つの基本文書の諸原則を順守し、歴史問題や臺灣問題を適切に処理し、両國関係の政治的な基礎(chǔ)を維持することを一致して確認(rèn)した?!竵I國の指導(dǎo)者は會談を通じて二國間情勢及び國際情勢について若干の共通認(rèn)識にいたり、相互信頼をさらに高め、実務(wù)協(xié)力の深化、両國関係の前向きな発展の推進(jìn)に良好な條件を整えた」と社會科學(xué)院日本研究所の高洪研究員は指摘する。
実務(wù)協(xié)力は中日関係の「バラスト」であり「スクリュー」だ。訪問期間中、雙方は政治、イノベーション、金融、稅関、スポーツ分野など10本の政府間協(xié)力協(xié)定?合意に署名した。高氏は「両國の各分野の協(xié)力は安倍首相訪中の重要な目標(biāo)であり、政治関係の改善は全ての協(xié)力の基礎(chǔ)だ」と指摘する。
第1回中日第三國市場協(xié)力フォーラムに外部は大いに注目した。フォーラムで中日は第三國市場協(xié)力を?qū)g務(wù)協(xié)力の新たな柱にした。両國の地方政府、金融機関、企業(yè)は50本余りの協(xié)力合意に調(diào)印した。金額は180億ドルを超える。
「これらの成果は、両國の第三國市場協(xié)力には大きな潛在力と將來性があることを十分に物語っている」。社會科學(xué)院日本研究所の楊伯江副所長は「中日は第三國市場の共同開発を通じて、プロジェクトの実施を協(xié)力して推進(jìn)し、互恵?ウィンウィンを?qū)g現(xiàn)すると同時に第三國の共同発展の実現(xiàn)も支援できる」と語る。
雙方は現(xiàn)在の國際情勢の下、共同で自由貿(mào)易を維持し、保護(hù)主義に反対し、中日韓自由貿(mào)易協(xié)定(FTA)と域內(nèi)包括的経済連攜(RCEP)の交渉を加速し、アジア太平洋地域の経済統(tǒng)合プロセスを?qū)g際の行動で推進(jìn)することで一致した。
これについて高氏は「世界第2、第3の経済大國である両國が多國間主義と開かれた自由貿(mào)易體制の維持を主張した。これは雙方の共通認(rèn)識であり、一國主義と保護(hù)貿(mào)易主義に対する力強い対応でもあり、國際社會にとって良い模範(fàn)と重要な支えとなるものだ」と指摘する。
近年、両國の人的?文化的交流は活発化し続けており、2017年には両國間の人的往來が延べ1000萬人を突破した。雙方はより広範(fàn)な人的?文化的交流を?qū)g施し、來年を「中日青少年交流促進(jìn)年」とすることで合意した。高氏は「中日関係の強度と強靱性を高めるには、人的?文化的交流を強化し、相互信頼を増進(jìn)し、互いの発展を正しく受け止め、最終的に民間友好を両國関係の堅固な土臺に転化することが必要だ」と指摘する。
「中日関係が正常な軌道に戻ったのは得難いことだ。これは両國上層部の政治的先導(dǎo)によるものであると同時に、社會各界の積極的な反応も得ており、一層大切にすべきだ。両國関係が4つの基本文書の原則を基礎(chǔ)に、安定的に遠(yuǎn)くまで前進(jìn)することを希望する」と清華大學(xué)國際関係研究院の劉江永教授は指摘する。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2018年10月29日
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