中國(guó)財(cái)政部（財(cái)務(wù)省）はこのほど行った公告の中で、2019年1月1日より、米國(guó)で生産された自動(dòng)車(chē)と自動(dòng)車(chē)部品に対する追加関稅を3ヶ月間、一時(shí)停止することを明らかにした。対象製品は211品目に上る。このニュースが伝わると、BMW、ベンツ、テスラなどの自動(dòng)車(chē)ブランドが相次いで価格を引き下げ、引き下げ幅は最大で約10萬(wàn)元（1元は約16.4円）に達(dá)した?！副本┤?qǐng)?bào)」が伝えた。

BMWは、「2018年12月15日から2019年3月31日まで、中國(guó)大陸部市場(chǎng)で販売される米國(guó)産のBMWのX5とX6、およびX(jué)5M、X6Mに対し、希望小売価格を適宜引き下げる。今月初めに発売されたX5の希望小売価格はこれまで80萬(wàn)9900元からだったのを77萬(wàn)9900元からに引き下げ、引き下げ幅は3萬(wàn)元に達(dá)する」と発表した。

中國(guó)は今年5月22日、自動(dòng)車(chē)完成車(chē)の関稅率を25％から15％に引き下げると発表し、多國(guó)籍メーカー各社は相次いで輸入車(chē)の販売価格を引き下げた。その後、中米貿(mào)易摩擦を背景として、中國(guó)は米國(guó)車(chē)の関稅を41％に引き上げざるをえなくなった。今回のBMWの価格調(diào)整では、メーカーの希望小売価格は関稅が15％だった時(shí)の水準(zhǔn)まで下がり、これはつまり今年5月25日時(shí)點(diǎn)の希望小売価格に戻ったことを意味する。

北京メルセデス?ベンツ販売サービス有限公司はこのほど、大陸部で販売する米國(guó)産輸入車(chē)のすべての車(chē)種のメーカー希望小売価格を引き下げると発表した。このうちGLEのスポーツ用多目的車(chē)（SUV）タイプは希望価格を71萬(wàn)1800元からに引き下げ、同シリーズ全車(chē)種の中で最大の引き下げ幅は7萬(wàn)5千元となる。GLEのSUVクーペは80萬(wàn)4800元からとなり、最大引き下げ幅は12萬(wàn)3千元。GLSのSUVタイプは95萬(wàn)6800元からで最大引き下げ幅は13萬(wàn)5千元。同公司によれば、引き下げ発表の日から19年3月31日まで、対象車(chē)種の引き下げ後のメーカー希望小売価格は関稅が15％だった時(shí)の水準(zhǔn)に戻るという。

テスラもModel SとModel Xの中國(guó)市場(chǎng)価格を引き下げると発表した。テスラの公式サイトによると、Model S 75dの現(xiàn)在の中國(guó)公式サイト価格は74萬(wàn)2300元で、これまでの78萬(wàn)2900元から5％引き下げられた。Model S 100dは95萬(wàn)4600元から11％引き下げられて84萬(wàn)9600元になり、Model X 75dは86萬(wàn)1800元から7.5％引き下げられて79萬(wàn)6800元になった。またリンカーン中國(guó)法人も主力人気車(chē)種のほとんどについて関稅が15％だった時(shí)の販売価格を継続するとしている。

今年は米國(guó)からの輸入車(chē)に対する関稅を引き上げたことで、米國(guó)産輸入車(chē)の販売は大幅に落ち込み、輸入車(chē)全體の販売量にも影響が出た。中國(guó)稅関がまとめた統(tǒng)計(jì)によると、18年1?10月に中國(guó)の自動(dòng)車(chē)輸入量は96萬(wàn)臺(tái)で、前年同期比5％減少した。10月単月では8萬(wàn)臺(tái)で同20％減少した。注目されるのは、1ヶ月前にテスラが価格を引き下げたことだ。テスラは今年、相次いで価格を引き上げたことから、10月の売り上げが同70％減少した、データによると、17年の中國(guó)の自動(dòng)車(chē)輸入量は125萬(wàn)臺(tái)で、このうち米國(guó)車(chē)が28萬(wàn)臺(tái)で22％を占めた。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2018年12月18日