ある調(diào)査によると、「合意なき英EU離脫」によって、英國內(nèi)は物不足に陥る可能性があるため、英國人はこのところ、不測の事態(tài)に備えて物資を大量に買いだめしており、そのうち最も多いのが赤ワイン?トイレットペーパー?パスタだという。
英國のオンラインビジネスメディア「QUARTZ(クオーツ)」は、同國の子育て支援サイト「Mumsnet(マムズネット)」に寄せられた3千件以上の投稿を分析した結(jié)果、上述の結(jié)論を?qū)Г訾筏?。赤ワインとトイレットペーパー、パスタのほか、消費期限が比較的長いミルク、コーヒー、薬品、小麥粉、トマトの缶詰、豆類、お茶なども、英國人が多く買いだめする商品となっている。
ある投稿者は、「食料不足に陥った間、食生活が単調(diào)にならないよう、各種スパイスや調(diào)味料を蓄えている」としている。英國の作家アンドリュー?ローソンは、「EU離脫に向けた準備:食料不足の中でいかに生き延びるか」を執(zhí)筆し、出版した。その中で彼は、「私は、日常の食品以外に、チョコレート、ビスケット、赤ワインなどを買いだめしている。非常時には、甘い物やお酒など、『精神を奮い立たせる』働きを持つ食べ物が必要だ」としている。
英紙タイムズの8日付報道によると、英國で流通している食品の3分の一は、複雑なシステムを通じて、EU加盟國から輸入されている。もし、「合意なき離脫」が現(xiàn)実になった場合、このシステムはもはや機能しなくなり、英國國內(nèi)は品不足狀態(tài)に陥ることになる。英國政府と議會は、「EU離脫」をめぐる主張を譲らないため、國民の心配は募り、「買いだめ」に走る結(jié)果となった。一方で、英國政府と小売企業(yè)は、「ショッピング恐慌」に陥る必要はないと國民に呼びかけている。
英國はもともと、3月29日にEUから正式に離脫することになっていたが、政府と議會との間で離脫をめぐる合意に達することができず、離脫期限を6月30日まで再延期するようEUに要請している。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年4月12日