このほど開催された「北京國際都市鉄道交通展覧會並びにサミットフォーラム」では、鉄道交通業(yè)界の発展を牽引する企業(yè)、卡斯柯信號有限公司が最新のソリューション「スマート地下鉄向け全自動運(yùn)行2.0システム」を初めて正式に公開した。多くの業(yè)界內(nèi)の関係者の注目を集めた。経済日報(bào)が伝えた。

同社の汪小勇副テクノロジーディレクターは取材に対し、「同社は中國が開通させた6本の自動運(yùn)転路線のうち5本の建設(shè)に関わっており、建設(shè)中の4本にシステムソリューションを提供している。同社が提供する信號システムが2014年8月9日、上海地下鉄10號線で正式に全自動運(yùn)転を開始した。同路線は中國初の自動化レベルが最高の自動運(yùn)転地下鉄路線でもある」と述べた。

また同社は獨(dú)自開発した世界初の「全自動運(yùn)行2.0システム」を発表し、スマート地下鉄の新理念を新たに説明した。全自動運(yùn)行システムが重視するのが列車の定時(shí)率であるならば、「全自動運(yùn)行2.0システム」は乗客のスムーズな流れと移動サービスの利便性をより重視する。これには平均待ち?xí)r間、平均反応時(shí)間、車內(nèi)の混雑の程度などが含まれる。乗客により安全?便利?効率的で快適な移動サービスを提供すると同時(shí)に、政府の管理及び業(yè)界の運(yùn)営の効率を高める。

汪氏は人々が最も関心を寄せるスマート駅の安全運(yùn)営や乗客の快適性などの問題について、「ピークの時(shí)間でなければホームの乗客が少なく、通勤と退勤のラッシュ時(shí)だと長い列ができ、移動體験が非常に損なわれるという経験と印象を持つ乗客が多いが、全自動運(yùn)行2.0システムは乗客の流れと行動をスマートに感知し、駅の設(shè)備とスマートに連動することで、乗客によりスムーズな情報(bào)交換と自動化サービスを提供できる。例えば緊急事態(tài)発生時(shí)に、列車運(yùn)行方法を自動的に再決定する。駅と列車の乗客情報(bào)を直ちに更新し、改札口の通路のロックを解除する。効率的に乗客を避難させ、安全性と効率を効果的に高めている」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年8月16日