9月に入ると、各地でカニの販売が最盛期を迎える。ある女性が紐を使ってカニを縛る動(dòng)畫がこのほど、ネットで人気を博している。動(dòng)畫に映っている女性は、極めて熟練した動(dòng)作でカニを縛っており、1匹のカニをあっという間に縛り終えた。この女性は、「1日最多で1千匹以上のカニを縛ることができる。月収は1萬元（1元は約15.1円）を上回る」と話した。北京青年報(bào)が伝えた。

各大手求人サイトをチェックすると、9月から、大型カニ養(yǎng)殖地がこぞって高給で「カニ縛り職人」を募集する広告を目にすることができる。詳細(xì)をみると、この仕事は養(yǎng)殖場(chǎng)でカニが動(dòng)き回り腳がもげ落ちてしまうことを防ぐためにカニを縛る作業(yè)を擔(dān)當(dāng)し、勤務(wù)時(shí)間はおよそ午前9時(shí)から午後10時(shí)までの2シフト制、報(bào)酬は「基本月給4千元+まかない+年末ボーナス」となっている。

52歳の李さん（女性）は、養(yǎng)殖場(chǎng)で働くカニ縛り作業(yè)員で、職場(chǎng)では有名な「カニ縛り名人」だそうだ。李さんは、「カニ縛りの仕事を初めて今年で7年目になる。カニ縛りにもずいぶん慣れ、余裕ができるようなった。1匹のカニを縛る時(shí)間は、作業(yè)員によってまちまちだが、私は速い方で、3秒から5秒しかかからない。十?dāng)?shù)秒かかる人もいる」と話した。

1日の販売量が日によって違うため、カニ縛り作業(yè)員の仕事量も労働時(shí)間もそれに応じて異なっている。平均では、李さんが働く養(yǎng)殖場(chǎng)のカニ縛り作業(yè)員は、1日1千匹あまりのカニを縛っている。カニ縛りの給料が1匹3毛という養(yǎng)殖場(chǎng)の規(guī)定にもとづき計(jì)算すると、1ヶ月に1萬元以上稼ぐことも珍しくない。

ある養(yǎng)殖場(chǎng)のオーナーである張氏は、「例年と比べ、今年のカニの価格はやや上昇しており、気候や水質(zhì)の影響を受け、収穫されたカニの大きさもやや大きくなっている」と紹介した。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年9月26日