今年の中秋節(jié)（舊暦8月15日、今年は9月13日）は、例年よりも半月ほど早いため、例年ならちょうどシーズンの江蘇省蘇州市にある淡水湖?陽澄湖産の上海ガニを、中秋節(jié)に食べることはできなさそうだ。今年陽澄湖の上海ガニ漁は9月23日に解禁となるため、國慶節(jié)(建國記念日、10月1日)には間に合うことになる。北京青年報(bào)が報(bào)じた。

蘇州陽澄湖上海ガニ業(yè)界協(xié)會(huì)によると、今年、上海ガニ養(yǎng)殖業(yè)者は、養(yǎng)殖量を増やしたため、漁獲量は例年よりかなり多くなりそうという。そのため、値段も例年より安くなると予想されている。

昨年、陽澄湖の上海ガニ漁の解禁日は9月21日だった。今年はどちらにしても中秋節(jié)には間に合わないため、解禁日は昨年より2日遅い9月23日に設(shè)定された。それでも、業(yè)界関係者によると、9月下旬でも上海ガニの一番おいしい時(shí)期より少し早いという?！葛B(yǎng)殖という観點(diǎn)から見ると、上海ガニの身が一番詰まっている時(shí)期は10月下旬ごろから12月にかけて」という。

陽澄湖の上海ガニが「中秋節(jié)」に食卓に並ばないことは確実であっても、その他の産地の上海ガニは既に、一足早く市場に出回っている。例えば、山東省東営市黃河口の上海ガニ漁は今月1日に解禁となった。また、他の地域の上海ガニ漁も続々と解禁となり、陽澄湖の解禁日より前に市場に出回ることとなる。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2019年9月5日