欒川は河南省西部に位置する県で、古代の伝説上の鳥「鸞鳥」の生息地とされているが、この地でより有名なのは老君山だ。二十四節(jié)気の霜降が過ぎたばかりのある日、老君山を訪れた。老君山は秦嶺山脈に連なる伏牛山の主峰で、道教の始祖?李耳が隠遁し修練に勵んだ場所と伝わる。老君山は長江流域と黃河流域を分かつ山で、滑らかな巖肌の石林や馬のたてがみのような馬鬣嶺など、獨特な景観で人々を魅了しており、地質(zhì)學者からは「北國石林」と呼ばれている。霜降の前後は老君山が最も美しい季節(jié)で、険しい山々や林が赤や黃色に染まり、一度に観賞しきれないほど多くの絶景が広がる。中國新聞網(wǎng)が伝えた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2019年11月1日