24日に開かれた2020年「中國宇宙の日」の始動セレモニーにおいて、注目を集めている中國初の火星探査任務(wù)の名稱、ロゴマークが正式に発表された。中國の惑星探査任務(wù)の名稱は「天問(Tianwen)シリーズ」、初の火星探査任務(wù)の名稱は「天問1號」で、今後の惑星任務(wù)はこの數(shù)字を更新することになる。
◆なぜ「天問1號」なのか?
國家航天局チーフエンジニアの葛小春氏によると、この名稱は戦國時代の政治家、詩人である屈原の長編詩「天問」から來ている。真理を追求する中華民族の粘り強(qiáng)さを表現(xiàn)し、自然及び宇宙空間探査の文化的伝承を示している??茖W(xué)の真理をたどる道は遠(yuǎn)く、科學(xué)技術(shù)革新の追求に終わりがないことを意味している。
専門家によると、「天問」をプロジェクトの名稱とするのは、中華民族の伝統(tǒng)文化の真髄に深く根ざしており、多くの人々に受け入れられやすく、覚えるのも伝えるのもしやすいからだ。これはまたより遠(yuǎn)い深宇宙に向かう中國人の決意と気力を示し、人々、特に若者による科學(xué)を愛し、科學(xué)を尊ぶ理想の樹立を牽引することもできる。