中國國務院は、今年第7回國勢調査を実施することを決定した。調査の基準時間は2020年11月1日0時。現(xiàn)在、調査の準備が各地で急ピッチで進められている。人民網(wǎng)が各社の報道をまとめて報じた。
今回の國勢調査は以下の3段階に分けて実施される。
1)準備段階(2019年10月—2020年10月)。この段階では主に、各級の國勢調査機関を立ち上げ、ガイドラインと業(yè)務計畫を策定し、調査の試行地を設置し、必要な経費や物資を調達して、調査の宣伝を展開する。また、國勢調査指導員と調査員を選出して育成し、調査地域を區(qū)分して地図作成を行う。國勢調査の登録業(yè)務が予定通り行えるように、これら業(yè)務は10月31日までに全て終えなければならない。
2)國勢調査の登録の段階(2020年11—12月)。この段階では主に、國勢調査員が居住者の登録を行い、比較確認を実施するほか、データクオリティの抜き取り検査を展開する。これは、國勢調査において最もカギとなる段階で、作業(yè)量、動員數(shù)が最も多くなり、調査のデータクオリティを直接左右する重要な段階となる。
3)データをまとめて発表する段階(2020年12月—2022年12月)。この段階では主に、データ処理、評価、整理が展開される。また、主なデータが発表され、國勢調査資料の活用が実施される。
今回の國勢調査では電子化スタイルで登録が行われ、國勢調査員はタブレットやスマートフォンで居住者のデータを登録し、直接報告することができる。また、國勢調査の対象者がインターネットを通して、自分で必要事項を記入することもできる。そうすることで、データ収集と報告の中間の業(yè)務を省くことができるほか、調査データのクオリティも向上し、個人情報の保護も強化できる。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年6月2日