3月8日の國際女性デーに先立ち、オンライン求職サイト「BOSS直聘」は、「2020年中國職場における男女の賃金格差に関する報(bào)告」を発表した。この報(bào)告によると、都市部で働く女性の平均給與は6995元(約10萬7千円)に達(dá)し、男性の給與の8割を上回った。また、管理職に就く女性が増加している傾向にあり、2019年、総監(jiān)レベルの職位において女性が占める割合は、0.4ポイント上昇して25.4%に達(dá)した。中新経緯が伝えた。
報(bào)告の概要は以下の通り。
2019年、中國の都市部で働く女性の平均給與は、前年比7.7%増の6995元、給料平均額は男性の81.6%に達(dá)した。2018年には男性の方が女性より27.7%給與が高かったが、この割合が2019年には22.5%まで低下し、中國における男女の賃金格差は、3年ぶりに縮小に転じた。
報(bào)告の分析では、女性の報(bào)酬が男性より低い三大原因は、職位?業(yè)界?勤続年數(shù)だった。男女の賃金格差を縮小する唯一の要因は、教育(學(xué)歴)となっている。
(データ出典?「2020年中國職場における男女の賃金格差に関する報(bào)告」)
〇醫(yī)療?看護(hù)業(yè)に従事する女性の平均給與は男性の6割
2019年、約6割の業(yè)界では、男女の賃金格差に拡大の傾向が見られた。2019年、男女の賃金格差が最も大きい業(yè)界トップ3は、採掘?精錬業(yè)、工事?施工業(yè)、インテリア業(yè)と、いずれも工業(yè)や建築系の業(yè)界だった。これらの分野では、男性には體力的優(yōu)位性があるため、業(yè)界へ就職率および昇進(jìn)の面で、彼らは著しく優(yōu)勢を保っている。
(データ出典?「2020年中國職場における男女の賃金格差に関する報(bào)告」)
男女の賃金格差が大きい業(yè)界として、醫(yī)療業(yè)も連年トップ5にランクインしている。2019年、醫(yī)療業(yè)界で働く男女の賃金差は38.4%に達(dá)し、女醫(yī)?女性看護(hù)師の収入は男性の6割にとどまっている。
だが、醫(yī)療業(yè)界において女性が働く範(fàn)囲は、看護(hù)サービスや醫(yī)薬サービスなどの基本的な職務(wù)から、製薬の研究開発や醫(yī)療用機(jī)器の設(shè)計(jì)といった高給の職種にシフトしつつある。2019年、醫(yī)療業(yè)界における男女の賃金格差は約1%縮小し、縮小幅は全業(yè)界中トップとなった。