6月16日、陝西省西安市のある美食城で試食をする「デリバリーマーケティング?オフィサー」の胡嘉雯さん（寫(xiě)真著作権は東方ICが所有のため転載禁止）。

「デリバリーサービスマーケティングスタッフ」は、「オンラインレストランコーディネーター」あるいは「デリバリーマーケティング?オフィサー」とも呼ばれる。彼らの主な仕事は、デリバリーサービスだけでなく、店內(nèi)飲食サービス業(yè)務(wù)も改善し、サポートすること。具體的な基本業(yè)務(wù)は、店內(nèi)での試食、商品のコントロール、商品の整理、デリバリー営業(yè)戦略の策定、ユーザー管理、メニューの研究開(kāi)発、レストランの位置づけ、ウェブページ企畫(huà)、商品パッケージのデザインなどで、ニューエコノミーの下で誕生した新職業(yè)の一つとなっている。

1990年代生まれの胡嘉雯さんは、「デリバリーマーケティング?オフィサー」として働く一人だ。彼女が所屬するチームは、ある大型グルメ企業(yè)のオンライン業(yè)務(wù)を擔(dān)當(dāng)している。胡さんは、「この仕事を始めたばかりのころ、毎日20種類のグルメ料理を試食して調(diào)整しなければならなかった。同じチームの同僚は、毎日試食し続けた結(jié)果、約60キロだった體重が85キロにまで増えてしまった」のだという。いま、大都市で生活している人の多く、特に獨(dú)身の若い人々は仕事のプレッシャーが大きいため、自分で食事を作るという考えなど持てないのが現(xiàn)狀だ。時(shí)間を節(jié)約するため、食事をデリバリーで済ますことが最善の方法のようになっている。またレストラン側(cè)も、客に質(zhì)がより高く、美味しい食事を提供するための方法を見(jiàn)直すようになっている。だが、こうした人々の味覚を刺激しようとしている舞臺(tái)裏で、多くのプロの「參謀」が実力を発揮しているという事実を知る人は、まだ少ない。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年6月19日