夜のとばりが下り、街の明かりが燈り始める午後6時(shí)40分、かつて北宋の首都として栄えた河南省開封市では、鼓樓の夜市(ナイトマーケット)に出店する屋臺(tái)の店主たちがあちらこちらからやって來て、鼓樓広場(chǎng)の東西南北に集まり、順序よく中に入っていった。5分も経たないうちに、全ての屋臺(tái)が指定場(chǎng)所に収まり、準(zhǔn)備萬端が整い、食事客がやってくるのを靜かに待つ。開封市民のナイトライフはこうして幕を開ける。人民網(wǎng)の微博(ウェイボー)公式アカウントが伝えた。
開封の鼓樓夜市に身を置くと、「熱黃燜魚(魚のとろ火煮込み)!」や、「麻辣羊蹄(羊の足のスパイシー煮込み)と五香羊蹄(羊の足の五香煮込み)!」、「炒涼粉(板狀に切った涼粉の炒め物)!」など、さまざまなシャオチー(軽食)屋臺(tái)から響く掛け聲や、食事客らが飲み食いする賑やかな音、街を往來する車の音などが聞こえてくる。そうして、この街は庶民の活気あふれる雰囲気に包まれていった。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年7月3日