東方航空が価格3322元(1元は約15.1円)の週末限定航空券「心のままに週末フライト」を発売してから、初めて利用可能な週末を迎え、1萬人を超える旅客がこの民間航空分野で初となる利用回?cái)?shù)無制限で好きな時(shí)に航空券に交換できる商品を利用して空の旅をした。華夏航空も後に続き、このほど価格2999元の全國で何度でも飛行機(jī)に乗れる商品を売り出した。航空會社の生き殘りを賭けたさまざまな自衛(wèi)手段が旅客の間で非常に人気を集めていると同時(shí)に、航空會社におけるキャッシュフローの一部が急速に改善されている。北京日報(bào)が伝えた。
6萬5千人が「心のままにフライト」を體験
6月27日?28日の両日、東方航空の「心のままに週末フライト」発売後、初めて実際に利用できる週末を迎え、第一陣となった旅客が航空券6萬5千枚に交換して空の旅をした。6月18日に発売されたこの商品は売り上げが非常に好調(diào)で、これまでに交換された航空券は10萬枚に達(dá)する。
「心のままに週末フライト」という商品は、6月18日にリリースされ、旅客が3322元を支払えば、今年の年末までに利用回?cái)?shù)無制限で東方航空の航空券に交換できるというものだ。
東方航空の関係責(zé)任者は、「この商品は航空會社の現(xiàn)在の輸送力資源を活性化するとともに、旅客の間で新たな移動(dòng)交通ニーズを生み出し、消費(fèi)者、航空會社、旅行サービスをはじめとする関連産業(yè)がそろって恩恵を受けることになり、経済発展の安定した回復(fù)を力強(qiáng)く推進(jìn)するものだ」と説明した。
一部の旅客の感想「心のままにとはいかない」
北京で働く周洲さんは発売されてすぐ「心のままに週末フライト」を購入し、新型コロナウイルス感染癥の狀況が落ち著いたら西安市の実家に帰ろうと思っていた。しかし気をつけて見てみると、利用にあたっての説明の中には、「航空券に交換後は他社便への振替ができない、日付を変更できない、キャンセルは4日前まで」などと書かれていた。「この商品は一見すると非常に魅力的だが、利用規(guī)則を詳しく読むと、使おうとしても実際には『心のままにとはいかない』ことがわかる」という。
周さんが一番関心を寄せるのは、座席を予約して航空券に交換した後で実際に搭乗せず、しかも規(guī)定の期間內(nèi)にキャンセル処理をしないことが3回あった場合は、自動(dòng)的に失効してしまうことだ。周さんは、「利用期限まで週末はあと20數(shù)回しかない。感染癥の影響でとりわけ北京の離著陸便の不確実性が非常に高く、予約もキャンセルも時(shí)間的な制約が大きい。今年後半の利用で元を取れるかどうかわからない。最低でも5-6回は乗らないと、かえって高く付くことになる」と話した。
民間航空業(yè)界の関係者は、「回?cái)?shù)無制限のこのような商品は航空會社が十分に損得を計(jì)算して打ち出した商品で、損して話題作りをするということではない。旅客は少し得をし、航空會社は絶対に損をしないようにできている。この商品は誰にとってもお得なわけではなく、時(shí)間に融通の利くユーザーにより適している」と述べた。