「微博(ウェイボー)の認証を『映畫蕓術(shù)科學アカデミー會員』に変更したい」。俳優(yōu)の黃覚(ホアン?ジュエ)は1日早朝、微博にこのように投稿し、多くのネットユーザーの関心を集めた。アカデミー賞の選考などを行う米國の映畫蕓術(shù)科學アカデミー(AMPAS)はこのほど、「新會員」候補を発表し、819人の新會員候補が明らかとなった。この新會員には、中國の俳優(yōu)?趙濤(チャオ?タオ)、呉京(ウー?ジン)、黃覚3人の名前も含まれていた。映畫監(jiān)督の賈樟柯氏も、真っ先にSNS上で、妻である趙濤に対して、「趙濤がAMPAS會員に選ばれたことを祝福します」とのコメントを贈った。各メディアの報道を総合して人民網(wǎng)が伝えた。
趙濤(チャオ?タオ)
米國西部時間6月30日午後、アカデミー賞の選考などを行うAMPASは、今年の新會員候補リストを発表した。今年の新會員候補は、世界各國の891人で、映畫監(jiān)督?腳本家?俳優(yōu)?美術(shù)?映畫制作など様々なジャンルに及ぶ。中國の女優(yōu)?趙濤、男優(yōu)の呉京と黃覚もリストに名前を連ねた。3人は、新會員になると、アカデミー賞選考において投票権を行使できる。
中國の俳優(yōu)がAMPASの新會員となることは、中國映畫が「アカデミー賞」を受賞できる確率が高まるのだろうか?
2015年まで、AMPAS會員の中で、華人は、盧燕(リサ?ルー)、陳沖(ジョアン?チェン)、鄔君梅(ヴィヴィアン?ウー)、呉宇森(ジョン?ウー)、章子怡(チャン?ツィイー)、陳凱歌(チェン?カイコー)、王家衛(wèi)(ウォン?カーウァイ)、李安(アン?リー)、顧長衛(wèi)(グー?チャンウェイ)、楊紫瓊(ミシェル?ヨー)、李連杰(ジェット?リー)の11人だけだった。當時、AMPAS會員になるための條件は極めて厳しく、新たに加わる華人會員は毎年1~2人にとどまっていた。
しかし、2016年から、この數(shù)が増え始めた。この背景には、「會員が白人に偏り過ぎている」という問題を巡る論爭がますます盛り上がり、有色人種などのマイノリティを増やして多様性を追求すべきだという聲が高まったことがある。そこで、AMPASは2016年、華人の映畫関係者の會員數(shù)を大幅に増やした。同年の新會員683人中、有色人種の割合は41%まで上昇し、華人の映畫関係者も2人から十數(shù)人に増え、賈樟柯(ジャ?ジャンク―)、趙非(チャオ?フェイ )、許誠毅(ラマン?ヒュイ)らが新會員に選ばれた。