中國では新型コロナウイルスが効果的に抑制され、體を動(dòng)かしたくてうずうずしていた人もついに家の外に出ることができるようになった。では、どんな運(yùn)動(dòng)をすればいいのだろう？どんな時(shí)間にもでき、気軽に始めることができるのがまさに「ウォーキング」だ。北京青年報(bào)が報(bào)じた。

多くの人が今、運(yùn)動(dòng)にウォーキングを選んでいる。しかし、ウォーキングは、単なる「歩數(shù)稼ぎ」でもなければ、ぶらぶらと散歩するというものでもなく、身心の健康促進(jìn)を目的とした有酸素運(yùn)動(dòng)で、正しい姿勢やスピード、運(yùn)動(dòng)時(shí)間などにも注意すべき點(diǎn)がある。北京市疾病予防管理センターの慢性疾患予防所の専門家に、正しいウォーキングについて聞いた。

「歩く」というのは、人が毎日しなければならないことで、特にリズムよくウォーキングすることで、心血管疾患や糖尿病、骨粗しょう癥などの慢性疾患のリスクを下げることができるほか、體重が増えるのを抑え、心理的健康を促進(jìn)するのにも役立つ。

場所：ウォーキングをする場所は、よく知っている道や公園、ゴムチップ舗裝がされたタータンコース、アスファルトの道路、草地、山や野原の歩道など。このうちタータンコースは、弾力性があるため膝関節(jié)への衝撃が小さく、ウォーキングに最も適した場所だ。

服裝：ウォーキングをする時(shí)は、通気性が良い服を著て、クッション性のあるシューズを履くのが良い。その他、ウォーキングは、登山などのアウトドアスポーツとは異なるため、シューズは軽いものを選んだほうがいい。

ウォーミングアップ：ウォーキングを始める前は膝関節(jié)や足首を動(dòng)かしたり、その場で足踏みをしたりして、ウォーミングアップをしたほうがいい。そうすることで、體が溫まり、筋肉がほぐれ、関節(jié)の動(dòng)きがスムーズになり、けがを最大限予防できる。特に慢性のけがを防ぐことができる。

運(yùn)動(dòng)時(shí)間：空いた時(shí)間を使ってウォーキングをする場合は、1度に少なくとも10分しなければ、トレーニング効果を期待できない。一日のうち、一度に30‐60分連続でウォーキングすることができれば、心肺機(jī)能を向上させたり、脂肪を燃やしたりすることができる。

その他、ウォーキングをする際の歩數(shù)は、1日當(dāng)たり1萬‐1萬5000歩までに抑えておくべきことに留意しなければならない。ウォーキングの歩數(shù)が多すぎると、逆にけがの原因となってしまう。特に高齢者や體の狀態(tài)が良くない人は、盲目的に歩數(shù)ばかりに注目しないほうがいい。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年8月17日