「中國(guó)天文年歴」によると、北京時(shí)間8月22日午後11時(shí)45分、「処暑」を迎える。暑さが和らぎ、少しずつ秋の気配が近づいて來(lái)る時(shí)期となる。新華社が報(bào)じた。

「処暑」は二十四節(jié)気の14番目にあたり、「立秋」の次の節(jié)気でもある。太陽(yáng)直下點(diǎn)が引き続き南へ移動(dòng)していき、太陽(yáng)放射も弱まっていく。中國(guó)の北方エリアでは、夏の最も暑い時(shí)期とされる「三伏」の最後にあたる「末伏」が間もなく終わる。一方、南方エリアは、「立秋?処暑こそ暑さの盛り」と言われるように、依然として厳しい暑さが続き、「殘暑」がまだ非常に厳しい狀況だ。

気象的な意味における秋は、二十四節(jié)気の15番目に當(dāng)たる「白露」（今年は9月7日）の頃まで待たなければならず、それまでは殘暑が続く。その頃になると、爽やかな空気を感じることができ、秋らしい季節(jié)となってくる。

日中は暑く、朝晩は涼しく、雨はあまり降らず、空気が乾燥しているというのが「処暑」の特徴だ。歴史學(xué)者である天津社會(huì)科學(xué)院の研究員?羅■偉氏（■は樹(shù)のきへんがさんずい）は、「季節(jié)が変わり、暑さが和らいで涼しくなり、日中と朝晩では気溫の差が出てくる。生活を調(diào)整し、適度な運(yùn)動(dòng)と十分な睡眠を心掛け、熱を取り除き乾燥を改善する食べ物、特に新鮮な野菜や果物をたくさん食べるように」とアドバイスしている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年8月21日