北宋の詩人であり、書家としても知られる蘇軾をテーマにした書畫の特別展「千古風(fēng)流人物」が今月1日から、北京の故宮博物院の文華殿で開催されている。蘇軾の最も初期の書道作品の一つ「治平帖」や初の一般公開となる明の時(shí)代の畫家?朱之蕃の作品「臨李公麟畫蘇軾像軸」など、故宮博物院が所蔵する貴重な文化財(cái)78點(diǎn)（セット）が展示されている。中國新聞網(wǎng)が報(bào)じた。

展示會場は4つのゾーンからなり、第1ゾーンは蘇軾の師や友人らの作品を展示する「勝事伝説誇友朋」で、蘇軾の交友関係や彼が生きた北宋時(shí)代について垣間見ることができる。第2ゾーンは、蘇軾と後世の書家が書いた蘇軾の漢詩?漢文作品、後世の畫家が蘇軾の漢詩?漢文を基にして描いた絵畫作品などを展示する「蘇子作詩如見畫」で、蘇軾の文學(xué)の造詣の深さを感じることができる。第3ゾーンは、蘇軾の手による先人の作品や蘇軾本人の書畫作品、蘇軾の作品を手本とした後世の作品などを展示する「我書意造本無法」で、蘇軾の蕓術(shù)とその影響を紹介している。第4ゾーンは、蘇軾をめぐるあまり知られていないエピソードを描く書畫作品や蘇軾が感情、精神を表現(xiàn)した小品文を展示する「人間有味是清歓」で、蘇軾がどんな暮らしをして、どんな思いを抱き、どんな人生観を抱いていたかなどを垣間見ることができる。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2020年9月2日