米スミソニアン國立動物園は23日、今年8月にパンダの「美香(メイシャン)」が産んだオスの赤ちゃんが、小さな奇跡という意味の「小奇跡(シャオチージー)」と命名されたと発表した。新華社が報じた。
2020年11月、米首都ワシントンD.C.のスミソニアン國立動物園で撮影されたパンダの赤ちゃん「小奇跡」(畫像はスミソニアン國立動物園が提供)。
スミソニアン國立動物園の公式サイトによると、5日間で約13萬5000人が參加したオンライン投票で、4つの候補から「小奇跡」が選ばれた。
在米國中國大使館の崔天凱大使は、動畫メッセージで、「『小奇跡』の誕生は本當(dāng)の奇跡。新型コロナウイルス感染が拡大する中、その誕生に全ての人が勵まされた。米國の人々も、中國の國民も『小奇跡』に関心を寄せており、この『小さな大使』の成長が再び、私たちを一つにしてくれた。そして、ハッピーな気持ちを與えてくれ、再び親睦を深めてくれた」と祝福した。
スミソニアン國立動物園と生物保護研究所の責(zé)任者であるスティーブン?モンフォール氏は取材に対して、「米國と中國は約半世紀(jì)にわたりパートナーとしてパンダの保護に取り組み、多くの成果を挙げている。當(dāng)動物園は、この貴重な動物の保護に參加できることを誇りに感じている」と語った。
8月21日、22歳の「美香」はスミソニアン國立動物園で、「小奇跡」を出産した?!该老恪工霞趣送耆嘶貜?fù)し、「小奇跡」もすくすくと成長して、既によちよち歩きを始めているという。
パンダ館を見ると、飼育小屋はとても清潔で、整っており、新鮮なエサが十分に與えられている。飼育員やボランティアは複數(shù)のカメラを通してパンダを観察することができる。飼育員はパンダが世話を必要としていることが分かると、迅速に対応している。
「小奇跡」の父親「添添(ティエンティエン)」と「美香」は2000年末に米國に來て、スミソニアン國立動物園で暮らすようになった。2005年から2015年の10年の間に、「美香」は元気な赤ちゃん「泰山(タイシャン)」、「寶寶(バオバオ)」、「貝貝(ベイベイ)」の3匹を産んだ。
米首都ワシントンD.C.の北西部に位置するスミソニアン國立動物園は、「米國國立動物園」とも呼ばれ、1972年に初めてパンダがやって來た。新型コロナの影響で、同動物園は現(xiàn)在、一時的に閉鎖されている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年11月24日