慣例通りに年に1度の中央経済政策會(huì)議が12月中旬に開かれ、現(xiàn)在の経済情勢(shì)を分析し、來(lái)年の経済政策の方針を立てる。2021年は第14次五カ年計(jì)畫の始まる年であるだけでなく、2つの百年目標(biāo)の合流と転換の年でもある。したがって、今年の中央経済政策會(huì)議は現(xiàn)在注目される経済問(wèn)題に焦點(diǎn)を合わせるだけでなく、長(zhǎng)期的な歴史的変革の推進(jìn)に盡力するものとなる。専門家や學(xué)者を取材し、今年の中央経済政策會(huì)議における3つの大きな注目點(diǎn)を整理した。第一財(cái)経が伝えた。
■消費(fèi)促進(jìn)と內(nèi)需拡大の強(qiáng)化
今年、中國(guó)の新型コロナ対策と経済回復(fù)は良好な狀況にあるが、「トロイカ」の回復(fù)はバランスが取れているわけではない。新型コロナによって消費(fèi)性向と消費(fèi)動(dòng)向が抑え込まれた。投資や輸出入の回復(fù)速度と比べ、消費(fèi)の回復(fù)は明らかに遅滯している。
工銀國(guó)際控股有限公司(ICBC International Holdings Limited)チーフエコノミストの程実氏は「新型の都市化の推進(jìn)を主軸に、2021年の一連の政策措置は中國(guó)住民の潛在的消費(fèi)力を根本から固めるものとなる。複數(shù)のセンター、層、ノードからなるネットワーク型都市群構(gòu)造が、土地改革及び戸籍改革の著実な実施と歩調(diào)を合わせて、都市?農(nóng)村の二元的経済構(gòu)造を弱め、さらに多くの住民の発展型消費(fèi)需要を発揮させる。ここから消費(fèi)高度化の重心は地方都市部へと移る。コストパフォーマンスの高いさらに多くの國(guó)産ブランドに発展空間を切り開くことが見込まれる」と指摘する。
■財(cái)政?金融政策の協(xié)調(diào)
現(xiàn)在中國(guó)経済は成長(zhǎng)の優(yōu)勢(shì)が明らかだが、実體経済の融資コストの引き下げが依然として金融政策の重要目標(biāo)であり、各方面も引き続き貸出利率と債券利率の引き下げを推し進(jìn)める。これには中國(guó)人民銀行が金融政策の安定を主軸とする基礎(chǔ)を保ったうえで、小規(guī)模?零細(xì)企業(yè)を始めとする実體経済の主體を指向した構(gòu)造的金融政策を?qū)g施する必要がある。
2021年の財(cái)政政策について、複數(shù)の専門家は今年の緊急対応?非常事態(tài)的政策を継続することはなく、正常化すると分析する。財(cái)政政策は積極的指向を依然保つが、その強(qiáng)度は今年より多少弱まる。新型コロナ対策特別國(guó)債を再び発行することはなく、現(xiàn)有の減稅?費(fèi)用削減政策を引き続きしっかりと実施するが、新たな大規(guī)模減稅?費(fèi)用削減措置は打ち出さない。
■重點(diǎn)改革分野における突破口
程氏は「ポストコロナ時(shí)代において、社會(huì)保障?公共サービスシステムをさらにアップグレードすることが、住民福祉をシステマティックに高める政策の鍵となる。來(lái)年は総量的投入を著実に拡大すると同時(shí)に、多層的社會(huì)保障システムの全面的完成を加速し、基本的公共サービスの均等化を推進(jìn)し、都市?農(nóng)村間、地域間、集団間の社會(huì)保障や基本公共サービスの格差を縮小し続け、これを地域の協(xié)同発展、都市と農(nóng)村の一體化のブースターにする」と指摘する。
中國(guó)國(guó)際経済交流センター學(xué)術(shù)委員會(huì)委員の王軍氏は「第14次五カ年計(jì)畫期間の経済體制改革の深化は『要素の市場(chǎng)化』を著眼點(diǎn)及び突破口とする。このうち、人口政策の調(diào)整と最適化、戸籍制度改革、所得分配體制改革、農(nóng)村土地制度改革、金融の供給側(cè)構(gòu)造改革、國(guó)有企業(yè)改革が最も期待される」とする。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年12月7日