チョモランマ(エベレスト)の最新の標(biāo)高が8日、発表された。8848.86メートルだった。チョモランマは「背が伸びた」のだろうか、この數(shù)値はどのように測量されたのだろうか。経済日報が伝えた。
2020年チョモランマ標(biāo)高測量前線総指揮の李國鵬氏はインタビューに応じた際に、「今回発表されたデータには、雪の深さの分も含まれる。2005年に測量した8844.43メートルとは、巖石面の標(biāo)高だ。チョモランマは世界最高峰であり、最も若い山の一つでもある」と述べた。垂直運(yùn)動方向において、チョモランマ一帯の標(biāo)高が毎年4ミリメートルほど高くなっている。全體的な流れを見ると、チョモランマは高くなっているが、そのペースは決して速くない。
チョモランマの標(biāo)高測量は大掛かりなプロジェクトだ。測量全體でGNSS衛(wèi)星測量、精密水準(zhǔn)測量、光電測距、積雪深レーダー測量、重力測量、天文測量など多くの伝統(tǒng)的?現(xiàn)代的な測量技術(shù)を採用し、チョモランマの標(biāo)高を正確に測量する。
今回のチョモランマの標(biāo)高測量は主に、次の面で技術(shù)のイノベーションと進(jìn)展を?qū)g現(xiàn)した。(1)北斗衛(wèi)星測位システムを頼りに測量を展開した。(2)國産測量機(jī)器?裝備を全面的に用いて今回の測量任務(wù)を行った。(3)航空重力技術(shù)を応用し、測量の精度を高めた。(4)リアルシーン3D技術(shù)を利用し、チョモランマの自然資源狀況を直観に訴える形で示した。(5)測量隊員が登頂?観測し、信頼性の高い測量データを取得した。
李氏は「2005年のGNSS衛(wèi)星測量は主にGPSを使用した。我々は今年、同時に米國のGPS、歐州のガリレオ、ロシアのグロナス、中國の北斗という4大世界衛(wèi)星測位システムを參考にしながら、北斗のデータを中心とした。今回北斗システムに合わせて使用したGNSS受信機(jī)の多くが國産設(shè)備で、いずれも國産機(jī)器の中で精度が最高のものだ」と説明した。
今回のチョモランマの標(biāo)高測量ではさらに、初めて航空リモートセンシング撮影技術(shù)が採用された。パイロットが「航空地質(zhì)1號」機(jī)を操縦し、成層圏と対流圏が交わる高度9800?1萬250メートルを飛行し、正確な一次資料を取得した。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年12月9日