中國(guó)の醫(yī)師が第一線に赴き新型コロナウイルスと闘った記録「武漢支援日記」の日本語(yǔ)版がこのほど、巖波書店から刊行された。中國(guó)新聞網(wǎng)が報(bào)じた。
「武漢支援日記」は第一線に立つ醫(yī)師の視點(diǎn)から、上海の武漢支援醫(yī)療チーム第一陣のメンバーが新型コロナウイルスと68日間闘った経験を記録。醫(yī)療従事者と一般の人々が危機(jī)的狀況に直面した際に示した自己犠牲的精神、善良で勇敢な態(tài)度がリアルに描き出されている。同書は、上海交通大學(xué)醫(yī)學(xué)院附屬仁済病院が編集を擔(dān)當(dāng)。著者は上海の武漢支援醫(yī)療チーム第一陣のメンバーである、上海仁済醫(yī)院呼吸科の査瓊芳醫(yī)師で、日々の奮闘や苦労、仲間との勵(lì)まし合いを綴り、中國(guó)の新型コロナウイルスとの闘いの「ロードマップ」を描き出し、迅速にウイルスを抑制した秘訣をまとめている。
同書は4月20日に中國(guó)語(yǔ)版が中國(guó)で刊行され、8月18日には英語(yǔ)版が刊行された。そして、11月30日の時(shí)點(diǎn)で、ベトナム語(yǔ)版、タイ語(yǔ)版、ヒンディー語(yǔ)版など、9ヶ國(guó)語(yǔ)で刊行されている。今回日本語(yǔ)版を刊行した巖波書店は、100年以上の歴史を誇る老舗出版社で、學(xué)術(shù)出版社としても高く評(píng)価されている。
上海交通大學(xué)出版社は先日、巖波書店とリモート協(xié)議を?qū)g施し、「武漢支援日記」の日本語(yǔ)版出版のためのライセンスを譲渡することで合意していた。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2020年12月4日