河南省洛陽市にある竜門石窟は、伊河の東西両岸にそびえる崖に集中しており、約1キロメートルにわたり延々と続く、中國仏教蕓術(shù)の精華を代表する遺跡だ。
竜門石窟には2300以上の石窟があり、各石窟の中には仏像11萬體と2800の石碑に彫られた碑文が殘されている。
竜門地區(qū)の石窟の歴史は、北魏時代に始まり、唐代に最盛期を迎え、清代末に終わった。北魏、東魏、西魏、北斉、隋、唐、五代、宋、明、清といった十以上の時代を経て1400年以上にわたり造営が続けられ、造営期間が世界で最も長い石窟となっている。
竜門石窟景勝地は現(xiàn)在、5Gネットワークで100%カバーされており、ナイトツアープランも打ち出されている。
2000年、竜門石窟はユネスコ世界文化遺産に登録され、「中國石刻蕓術(shù)の最高峰」と讃えられている。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2020年11月30日