これまで國(guó)債を購(gòu)入する時(shí)、投資家は店舗に行って並ぶか、ネット銀行を利用しなければならなかった。それが今では、通勤中にスマートフォンをちょっと操作すれば買えるようになった。5月10日は2021年の第3期、第4期の貯蓄國(guó)債(電子ベース、以下同)のスマホ銀行販売テストの初日で、一部のテスト銀行では割當(dāng)額があっという間に売り切れたという。新華社が伝えた。
北京市民の王さんは取材に、「これまで國(guó)債を買おうと思ったら店舗に行って並ばないといけなくて、サラリーマンの自分にとってはちょっと面倒だった。晝休みにならないうちにその日の割當(dāng)額が売り切れてしまうこともしょっちゅうだった。今回は発売當(dāng)日の朝早く地下鉄で出勤する合間に、スマホで1萬(wàn)元(1元は約16.9円)の國(guó)債を買うことができた。とても便利だ」と話した。
財(cái)政部(?。─戎袊?guó)人民銀行(中央銀行)はこのほど共同で通達(dá)を行い、5月10日から19日までの間に発行する2021年第3期、第4期貯蓄國(guó)債はスマホ銀行による代理販売ルートを打ち出すと発表した。中國(guó)工商銀行、中國(guó)郵政貯蓄銀行、招商銀行、江蘇銀行の4銀行が他行に先駆けてテストを?qū)g施し、各行のスマホ銀行部門を通じて代理販売を行なうことになった。
10日午前8時(shí)30分、2期分の國(guó)債が正式に発売された。工商銀は同日、電子ルートで5年物貯蓄國(guó)債11億元以上を半日で売り切った。うちスマホ銀行を通じた販売件數(shù)が6割を占めた。郵貯銀行は同日にスマホ銀行で2期分の國(guó)債8億元以上を販売し、うち3年物の電子ルートでの限度額は半日で売り切った。
招聯(lián)消費(fèi)金融有限公司の董?!觯ㄆ筏慰冥┦紫芯繂Tは、「貯蓄國(guó)債は個(gè)人の投資?資産運(yùn)用市場(chǎng)で人気があり、特に中高年投資家にとても人気だ。スマホ銀行で貯蓄國(guó)債を販売すれば投資家は非常に買いやすくなり、國(guó)債の販売対象と販売ルートを広げることになる。しかし一方で、各銀行は中高年投資家がオフラインで購(gòu)入する場(chǎng)合に備えてオフラインルートの貯蓄國(guó)債も一定の限度額を留保している」と述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2021年5月11日