宇宙貨物船「天舟2號(hào)」を搭載した「長(zhǎng)征7號(hào)遙3」キャリアロケットが5月29日午後8時(shí)55分、中國(guó)の海南文昌航天発射場(chǎng)から打ち上げられた。今回のロケット點(diǎn)火の瞬間、力強(qiáng)い長(zhǎng)征7號(hào)の底部から四酸化二窒素の不完全燃焼による赤い煙が出ず、その代わりに綿あめのような白い煙だったことに多くの人が気づいているはずだ。これは長(zhǎng)征7號(hào)が獨(dú)自の知的財(cái)産権を持つ新型液體酸素/ケロシンエンジンを搭載していたからだ。ケロシンが不完全燃焼することで生じる粒子と水蒸気が混ざり合い、凝結(jié)し、白い煙が形成される。この技術(shù)改良だけにより長(zhǎng)征7號(hào)の推力が60%向上した。新華社が伝えた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年6月1日