中國共産黨創(chuàng)立100周年祝賀大會の會場となった天安門広場に7月1日、參加者約7萬人がこの祝賀イベントのために特別にデザインされたマスクを著用して、次々と入場した。
この特製マスクは、赤と黃色を基調としたウォームカラーをメインカラーにし、さざ波のような抽象的なデザインとなっている。マスクメーカーによると、マスクの材料や材質を選ぶ際、予防効果だけでなく、その通気性や快適度も十分考慮したという。
工蕓美術デザインチームのデザイナーのほとんどは90後(1990年代生まれ)の若者だ。その一人である李明仁さんは、「中國共産黨の100年という長い道のりを振り返ると、嘉興南湖の赤い小船から始まり、共産黨員は常に追い風に乗じ波浪をついて進み、中國が安定し、遠くまで進むことができるような巨艦となってきた。そこで検討を重ね、デザインの方向性を決めた。波が主なデザイン要素なので、さざ波のような水の動きを強調するサンプル畫を作成した」と説明する。
カラーデザインの上では、メインデザインは赤と黃色を基調とし、オレンジ色をグラデーションとして使用している。李さんによると、共産黨のエンブレムが赤とゴールドから構成されているため、赤から黃色に変わるグラデーションをそのベースカラーにしたという。また、中國の國旗も赤と黃色で構成されている。そこでこれらをメインカラーにして、色の濃さが異なるバージョンもいくつか作成し、様々なコーディネートのニーズを満たすようにしたという。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年7月2日