中國の航空母艦「遼寧」の飛行甲板で指揮員が指令を出すと、戦闘機がスムーズに飛び立ち、「離陸成功!」という聲が上がった。これは、全員が女性隊員のヘリコプター離著陸チームが初めて自分たちだけで完遂した任務(wù)となった。北京日報が報じた。
「遼寧」は十分な數(shù)と規(guī)模を持つ艦上機調(diào)整?輸送チームの構(gòu)築に取り組んでいる。航空當(dāng)局は性別などの障壁を打破して、女性誘導(dǎo)員や女性係留員の育成にも力を入れており、女性乗組員が男性乗組員と足並みを揃えて本來の力を発揮し、同じ土俵で切磋琢磨できるようにしている。現(xiàn)在、女性誘導(dǎo)員2人と女性係留員4人が任務(wù)に就く能力を備えている。
體重50キロにも満たない范時鈺さんは、最初の頃は甲板で風(fēng)に飛ばされてしまいそうだったという。范さんは、「甲板でしっかり立てるようにならなければ!」と、休日返上で厳しい訓(xùn)練に勵み、しっかりと立つための練習(xí)を積み、ヘリコプターが離著陸できるよう正確に誘導(dǎo)する誘導(dǎo)員へと成長した。
「夢がついにかなった」と話す元夢さんは最初、係留チェーンを持ち上げるのもままならなかったという。しかし、今では、4つのタイプの係留アンカーを使う方法をマスターし、第一線で活躍する係留員となっている。
「できます!」と胸を張る劉咪咪さんは、大學(xué)を卒業(yè)して間もない女性兵士であるものの、未熟でひ弱な女子大生から、20キロの係留チェーンを持ち上げることができ、軽快な動きを見せるたくましい女性へと変身した。
路昱さんと王宇琪さんは兵士としての等級はまだ一番下。厳しい訓(xùn)練に一生懸命ついていき、係留チェーンを何度も持ち上げるうちに、手袋は破れ、手には豆ができたという。しかし、汗と涙を流しながら訓(xùn)練を受け、今では最も美しく、最もパワフルな「空母の花」となっている。
「想像以上の成長ぶりだ!」。自分が訓(xùn)練した女性乗組員が落ち著いてスムーズに任務(wù)を完遂する様子を見て、李林清二級軍士長は目を細(xì)めた。
王雪亮航空長は、「遼寧は今後、さらに多くの男性に負(fù)けない女性誘導(dǎo)員や女性係留員を育成していく。そして、軍において女性が輝けるようにし、最強の空母人材チームを作り上げたい」と自信に満ちた表情で語った。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年8月12日