三峽集団が25日に明らかにしたところによると、中國初の100萬kW級洋上風(fēng)力発電所である三峽陽江沙扒洋上風(fēng)力発電プロジェクトが同日、全容量で発電開始し、中國の洋上風(fēng)力発電分野の新たな一里塚になった。新華社が伝えた。
三峽集団の黨組書記を務(wù)める雷鳴山會長は、「同プロジェクトがフル稼働し発電開始に成功したことは、洋上風(fēng)力発電の調(diào)査?設(shè)計(jì)、重要設(shè)備の製造?施工の技術(shù)イノベーションを効果的に促進(jìn)し、中國の洋上風(fēng)力発電所全産業(yè)チェーンの全體的な発展をけん引した。これは今後の深海?遠(yuǎn)洋風(fēng)力発電プロジェクトの集中的で大規(guī)模な開発のための貴重な経験を積み重ね、洋上風(fēng)力発電の通常料金の送電に向けた良好な基礎(chǔ)を固めた」と述べた。
広東省陽江市沙扒鎮(zhèn)の南の海域に位置する同プロジェクトは、三峽集団所屬の中國三峽新エネルギー(集団)股份有限公司が投資?建設(shè)。総発電設(shè)備容量は計(jì)170萬kWで、計(jì)269基の洋上風(fēng)力発電機(jī)及び3ヶ所の海上ブースターステーションを設(shè)置。同プロジェクトは毎年、粵港澳大灣區(qū)(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政區(qū)によって構(gòu)成される都市圏)に約47億kWhのクリーン電力を提供し、約200萬世帯の年間電力消費(fèi)量を賄い、二酸化炭素排出量を毎年約400萬トン削減できる。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2021年12月27日