オミクロンの挑戦を受けて立つ天津。9日午前0時(shí)、天津市では新たに2人の現(xiàn)地感染者がオミクロン株の感染者だと確認(rèn)された。天津市では9日7時(shí)より全員を?qū)澫螭趣工隤CR検査が始まった。また、河南省安陽市では10日、現(xiàn)地で確認(rèn)されていた2人の感染者がオミクロン株による感染で、天津市と同じ感染経路であったことが確認(rèn)された。新華網(wǎng)が伝えた。
世界保健機(jī)関(WHO)が6日に発表したデータによると、世界の新型コロナウイルス感染の重傷者のうち90%がワクチン未接種だ。同時(shí)にワクチン接種済みの人がオミクロン株により重癥化する確率が低いことを示す研究結(jié)果が増えている。
中國疾病予防管理センターの専門家は取材に対し、「オミクロン株はスパイクタンパク質(zhì)に多くの変異箇所があり、ワクチンの免疫を回避する力が強(qiáng)化される可能性がある。しかし一部の研究によると、ワクチン接種済みまたは過去6ヶ月以內(nèi)に新型コロナウイルスに感染している人の場合、體內(nèi)に多くのT細(xì)胞からなる第2の防衛(wèi)ラインがあり、オミクロン株を狙い撃ちし重癥化を防ぐことができる」と説明した。
上述した専門家は、「研究によると、新型コロナウイルス不活化ワクチンのブースター接種後、抗體の力価が急上昇し高い水準(zhǔn)を保ち、変異株を効果的に予防できる。その他のウイルス株と比べると、オミクロン株はワクチンの効果をより大きく落とすため、ブースター接種が特に必要だ」と述べた。
國家感染癥醫(yī)學(xué)センター長を務(wù)める復(fù)旦大學(xué)付屬華山病院感染科長の張文宏氏は、「一部の國が今回の感染の波を無理に乗り切ろうとしており、かつ死亡率が低い水準(zhǔn)で抑えられている。その自信は、高いワクチン接種率から來ている。ワクチンの新型コロナウイルス対策における役割を過小評価してはならない」と述べた。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年1月12日