西蔵（チベット）自治區(qū)サキャ寺管理委員會が27日に明らかにした情報(bào)によると、2011年から始められていた古書のデジタル化スキャン作業(yè)は現(xiàn)在までに20％の古書のスキャンが完了している。また、殘りの部分のスキャンに向けて、積極的な資金投入が行われているという。中國新聞社が報(bào)じた。

管理委員會の洛卓加措常務(wù)副主任によると、サキャ寺は「第二の敦煌」と稱され、ポタラ宮、ノルブリンカと並ぶチベットの三大文化財(cái)として、2002年から共に改修工事が行われている。

洛卓加措常務(wù)副主任は、「サキャ寺には、葉に書かれたお経?貝葉経21點(diǎn)を含む経典約5萬點(diǎn)が保存されており、貝葉経は西暦13世紀(jì)に書かれたものもある。2020年にサキャ寺內(nèi)にある経典?古書の目録を作成した。大経堂の経典壁を除いて、古書約1萬點(diǎn)が1ページずつスキャンされた。1點(diǎn)あたり平均300ページで計(jì)算すると、かなりの量のスキャンが終わったことになる」と説明する。

そして、「古書のデジタル化スキャンは、當(dāng)委員會が計(jì)畫して実行している。スキャンと目録作成、アーカイブの全ての過程の作業(yè)を、寺の僧侶が行っている。デジタル化の過程で、古書の年代、作者、分野、コンテンツなどを整理して記録している」という。

また、「膨大な數(shù)の古書、文獻(xiàn)の內(nèi)容は政治、社會、歴史、法律、宗教、天文、暦算、醫(yī)學(xué)といった人文、自然科學(xué)の分野をカバーしている。デジタル化は古書の再生性保護(hù)の重要な手段で、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、數(shù)のデータバンク、全文のデータバンクが形になりつつある。今後は、難度が最も高い経典壁の古書のデジタル化スキャンをできるだけ早く終わらせたい」としている。（編集KN）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年2月28日