今年で27回目の「世界本の日(世界図書(shū)?著作権デー)」を4月23日に迎えるに當(dāng)たり、京東消費(fèi)?産業(yè)発展研究院はこのほど、「2022読書(shū)報(bào)告」を発表した。
報(bào)告によると、2021年に売上高が大幅に増加した書(shū)籍はジャンル別に見(jiàn)てみると3種類(lèi)ある。1つ目は、世界が経験している百年間なかった大きな変動(dòng)に対する考察や対策に関する書(shū)籍。2つ目は、試験や電子通信、工業(yè)技術(shù)、経済を含む技術(shù)やスキルに関する書(shū)籍。そして3つ目は、蕓術(shù)や結(jié)婚?戀愛(ài)、コスメ、青春文學(xué)といった自己?jiǎn)櫚kや自己認(rèn)識(shí)力向上に関する書(shū)籍となっている。またその販売狀況から見(jiàn)てみると、社會(huì)や國(guó)家、歴史、文化関連の書(shū)籍が日に日に重視されるようになっている。一般の読者が、自分と國(guó)家、社會(huì)の発展を関連付けて考えるようになっているというのが一つの傾向となっている。
報(bào)告によると、読書(shū)する書(shū)籍のジャンルを見(jiàn)てみると、地域によって人々の読書(shū)の習(xí)慣が大きく異なっていることが分かる。例えば、下沈市場(chǎng)(三線以下の都市、県?鎮(zhèn)、農(nóng)村地區(qū)の市場(chǎng))では小中高校の問(wèn)題集や參考書(shū)の販売數(shù)が一線都市を大きく上回っているのに対して、短大?高専?中等専門(mén)學(xué)校學(xué)の問(wèn)題集や參考書(shū)の販売數(shù)は大きく下回っている。一、二線都市の人々は管理や経済、蕓術(shù)、輸入、IT技術(shù)といったジャンルの売れ行きが上位を占め、他の地域の人々は、試験や農(nóng)林業(yè)といった実用的な書(shū)籍、児童書(shū)、小説、レクリエーション?娯楽、スポーツ?トレーニングに関する書(shū)籍を好んで購(gòu)入する傾向にある。
またその集中度を見(jiàn)ると、下沈市場(chǎng)で購(gòu)入されている書(shū)籍のジャンルは、児童書(shū)や小中高校の問(wèn)題集や參考書(shū)、試験関連の書(shū)籍に集中しており、売上高の44%を占め、一線都市より30%も高くなっている。その一方で、一、二線都市の人々が読んでいる書(shū)籍のジャンルはバラバラになっている。しかし、一部の差が縮まっていることは注目に値する。消費(fèi)者の視野が広がり、物流サービスが下沈市場(chǎng)に行き屆くようになっているのを背景に、より多くの種類(lèi)の正規(guī)版書(shū)籍が各下沈市場(chǎng)にいきわたるようになり、各線級(jí)都市の売上高の差が縮まっている。
ここ數(shù)年、中國(guó)の伝統(tǒng)的な思想や文化、學(xué)術(shù)を?qū)Wぶ國(guó)學(xué)関連の書(shū)籍も人気となっている。報(bào)告によると、全體的に學(xué)歴が高い人ほど、國(guó)學(xué)をより好む傾向がある。そのうち、古代の神話?地理書(shū)である「山海経」は、學(xué)歴の高い人の中ではあまり人気がないものの、エッセー風(fēng)の評(píng)論の書(shū)?詩(shī)話や歴史関連の書(shū)籍の人気はほぼ上昇傾向にある。また、歴史書(shū)「資治通鑑」(及び読解本)は、さまざまな學(xué)歴の老若男女が読むのに適している國(guó)學(xué)著作となっている。その他にも「二十四史」や「隨園詩(shī)話」などが比較的広く受け入れられている。
報(bào)告によると、経済関連書(shū)籍の売れ行きランキングトップ10には、「カーボンニュートラル」や「メタバース」といった新たな顔ぶれが並んでいる。2021年第1四半期(1-3月)と比べて、2022年第1四半期に若者が購(gòu)入したカーボンニュートラル関連の書(shū)籍の數(shù)は12倍に増えた。年齢層別に見(jiàn)ると、25歳以下と36-45歳のグループで、カーボンニュートラル関連の書(shū)籍の人気が急上昇している。
職業(yè)別に見(jiàn)ると、金融業(yè)に従事している若者が特にカーボンニュートラルやメタバースに注目している。地域別に見(jiàn)ると、カーボンニュートラル関連の書(shū)籍の27%、メタバース関連の書(shū)籍の23%を、北京の若者が購(gòu)入していた。カーボンニュートラル関連の書(shū)籍とメタバース関連の書(shū)籍の売上高は華北エリアがトップの座に立っている。その他、華東エリアではカーボンニュートラル、華東と華南エリアではメタバースに対する注目度が高かった。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年4月22日