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「逆バックグラウンドチェック」が趨勢に?中國の職場を変えるZ世代

人民網(wǎng)日本語版 2022年04月19日15:54

(イラスト著作権は東方ICが所有のため転載禁止)

就職活動において、「バックグラウンドチェック」を受けるというのはごく普通のことだ。それは、雇用機関が面接選考の最終部分で、求職者の卒業(yè)した學(xué)校や前の會社、関係者などに連絡(luò)するなどして、経歴に虛偽や問題がないかをあらかじめ調(diào)査をすることを指す。しかし、中國では今、雇用機関を調(diào)査する「逆バックグラウンドチェック」をする大學(xué)生が増えている。

「逆バックグラウンドチェック」をする卒業(yè)見込み大學(xué)生は以前にもいたものの、その大半が95後(1995-99年生まれ)や「00後(2000年以降生まれ)」となっている今、雇用機関に対する「バックグラウンドチェック」はさらに多様化し、より細かく、詳しく調(diào)査するケースが増えている。ネット上では、「逆バックグラウンドチェック」が「コース分け」までされている。例えば、「初心者コース」は、「各種アプリの情報を見て、企業(yè)をチェックした後に、求職サイトの同類のポストの情報を見て比較する」となっている?!钢屑墺畅`ス」では、「先輩やその企業(yè)で実習(xí)したことがある『経験者』に內(nèi)情を聞く」?!干霞墺畅`ス」となると、「給與計算ツールを使って給與水準(zhǔn)をチェックし、企業(yè)チェックサイトで企業(yè)の規(guī)模やオーナーの背景、さらに、企業(yè)に投資している投資家、投資理由などをチェックする」となっている。

「逆バックグラウンドチェック」の過程で、多くの大學(xué)生が、「自分が就くことになるポストに対する理解を深めることができるほか、自分のキャリア発展や人生設(shè)計に対する認識を一層深めることができる」と感じている。

また「逆バックグラウンドチェック」を通して、給與狀況や従業(yè)員の特徴、企業(yè)文化といった狀況を考慮して、就職を希望する企業(yè)をふるい分けすることができるほか、面接において、一定の主導(dǎo)権を握り、面接のために方向性を絞って資料を準(zhǔn)備し、自分がアピールしたい方向へと面接官を誘導(dǎo)することもできる。

清華大學(xué)學(xué)生職業(yè)発展指導(dǎo)センターのある教師は、「『逆バックグラウンドチェック』により、學(xué)生は能力があることを証明し、就職活動において優(yōu)位に立つことができる」と説明する。

自己表現(xiàn)で會社に新しい風(fēng)を吹き込む中國の若者

「逆バックグラウンドチェック」を行う時から、今の若者は「當(dāng)事者意識」を強く示すことで、企業(yè)に新しい風(fēng)を吹き込んでいる。

平等であることを求め、自己表現(xiàn)することを追求し、自身の合法的権益を重視し、臆せず反対意見を述べる若者に押される形で、企業(yè)は今、もっと合理的な職場環(huán)境づくりをして変化するよう取り組むようになっている。

大連理工大學(xué)の學(xué)生指導(dǎo)を擔(dān)う梁指導(dǎo)員は、「多くの企業(yè)が『逆バックグラウンドチェック』を受け入れている。學(xué)生は、就職したいと思っていても、よく知らない企業(yè)に対して『バックグラウンドチェック』を行う。一方の企業(yè)も學(xué)生の調(diào)査に協(xié)力している。なぜなら、企業(yè)も情報をできるだけ公開したほうが人材呼び込みには有利であることを知っているからだ。中には、『面倒なことをしなくても、こちらから必要な資料を提供しますので、チェックしてください』と言ってくれる企業(yè)まである。そのほうが卒業(yè)見込み大學(xué)生から信頼を得やすいからだ」としている。 (編集KN)

「人民網(wǎng)日本語版」2022年4月19日

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