第1四半期(1-3月)の國(guó)民経済の運(yùn)営狀況を説明する記者會(huì)見が今月18日に開かれ、中國(guó)國(guó)家統(tǒng)計(jì)局の報(bào)道官を務(wù)める國(guó)民経済総合統(tǒng)計(jì)司の付凌暉司長(zhǎng)は、「今年に入り、國(guó)際情勢(shì)が目まぐるしく変化し、世界のコモディティ価格が最高水準(zhǔn)を再び更新している。世界銀行の統(tǒng)計(jì)によると、3月、世界のエネルギー価格指數(shù)は前月比で24.1%上昇し、非エネルギー価格指數(shù)は同比8.1%上昇。総指數(shù)は近年で最高水準(zhǔn)に達(dá)している」と説明した。
付司長(zhǎng)によると、世界のコモディティ価格は今後、高い水準(zhǔn)で推移する可能性が高い。
供給という観點(diǎn)から見ると、ロシアは世界において、エネルギーや食糧、化學(xué)肥料などの輸出大國(guó)だ。また、トウモロコシや小麥の輸出においては、ウクライナが高いシェアを占めている。ロシア?ウクライナの地政學(xué)的紛爭(zhēng)発生により、関連商品の生産量が減少しているほか、輸出規(guī)制が増加し、世界のコモディティ供給が今後、大きな打撃を受けることになりそうだ。
需要という観點(diǎn)から見ると、世界経済が継続的に回復(fù)しているため、コモディティ需要の成長(zhǎng)を下支えすることになるとみられている。供給不足が予想される中、一部のコモディティ輸入國(guó)でストック需要が高まり、需要と供給の不均衡がエスカレートしそうだ。また、地政學(xué)的な紛爭(zhēng)により、一部の國(guó)の間で制裁やそれに対する更なる制裁が生じ、世界の供給チェーンの効率にも影響が出ることになりそうだ。そして、コモディティの輸送や取引コストが上昇し、価格上昇の圧力が高まっている。
そのため、世界のコモディティ市場(chǎng)では、需要と供給のバランスが大きく崩れ、不確実性が増大しているのを背景に、価格が高い水準(zhǔn)で推移する可能性が大きい。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年4月18日