雲(yún)南黃果冷杉の原生林、真ん中のスギは高さ83.2メートル。(畫像提供は中國科學(xué)院植物研究所)
中國科學(xué)院植物研究所が18日に明らかにしたところによると、同研究所の郭柯氏のチームがこのほど西蔵(チベット)自治區(qū)察隅県で調(diào)査を行ったところ、密に生えている高い雲(yún)南黃果冷杉の原生林を発見した。ドローンを使った複數(shù)回の測量によると、同原生林の林冠の高さは70メートル。うち最も高い雲(yún)南黃果冷杉は83.2メートル、胸高直徑は207センチメートル。その高さはこれまで報(bào)道されていたチベットの「不丹松」(76.8メートル)と臺灣地區(qū)のタイワンスギ(81?82メートル)を上回り、中國で一番高い木の記録を更新した??萍既請?bào)が伝えた。
新たに発見された雲(yún)南黃果冷杉の森は、察隅県察隅河両岸の山地及び河谷地帶に帯狀に分布しており、標(biāo)高は2300メートル前後。中には多くの國家1級重點(diǎn)保護(hù)野生植物の紅豆杉の古樹、それに著生するラン科やシダ類などの植物がある。同エリアにこれほど大きく狀態(tài)の良い原生林が留められているのは、主に優(yōu)れた気候と地形條件及び極めて少ない人類活動(dòng)のためだ。ここの大量の巨木、群落、生態(tài)系には重要な科學(xué)研究の価値と保護(hù)の意義がある。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年5月19日