人民網(wǎng)主催で、人民網(wǎng)研究院が実施するモバイルインターネット青書2022発表會(huì)が29日午後、人民日?qǐng)?bào)社新メディアビルで行われた。「モバイル融合イノベーションを推進(jìn)、デジタル化モデル転換?高度化をサポート」をめぐり議論が展開された。人民網(wǎng)が伝えた。

中國のモバイルインターネットの発展は2021年、第14次五カ年計(jì)畫（2021?25年）の幸先の良いスタートを切った。いかにモバイルインターネットと実體経済の融合発展を推進(jìn)し、デジタル化モデル転換により生産方法、ライフスタイル、ガバナンス方法の変革を全體的に駆動(dòng)し、中國のデジタル経済、デジタル社會(huì)、デジタル政府の建設(shè)をサポートするかが、現(xiàn)在のモバイルインターネット分野の重要課題となっている。

人民網(wǎng)黨委員會(huì)書記と會(huì)長を務(wù)める葉蓁蓁総裁が発表會(huì)に出席し、あいさつした。社會(huì)科學(xué)文獻(xiàn)出版社の王利民社長は、青書出版?発行者を代表し発言した際に、「モバイルインターネット青書は10年にわたり、中國のモバイルインターネットの日進(jìn)月歩の発展を忠実に、生き生きと記録し、業(yè)界の理論と実踐面の最新の研究成果を十分に集めており、現(xiàn)代中國のモバイルインターネット発展研究の集大成だ。人民網(wǎng)研究院は青書の発表を契機(jī)とし、學(xué)界や業(yè)界の常態(tài)化交流プラットフォームを構(gòu)築した。毎年一つのテーマを通じ、學(xué)術(shù)対話の方法により業(yè)界の共通認(rèn)識(shí)を形成し、発展の難題を解決している。知的交流の場(chǎng)の役割を擔(dān)っているばかりでなく、業(yè)界の質(zhì)の高い発展のけん引にも力強(qiáng)いサポートを提供している」と述べた。

あいさつする社會(huì)科學(xué)文獻(xiàn)出版社の王利民社長。撮影?張若涵

人民網(wǎng)黨委員會(huì)委員と監(jiān)事會(huì)主席を務(wù)める人民網(wǎng)研究院の唐維紅院長は、「中國モバイルインターネット発展報(bào)告書（2022）」の主な內(nèi)容を発表した。同報(bào)告書によると、中國の21年のモバイルインターネット発展には次の5つの特徴があった。（1）インダストリアルインターネットなどの応用が急成長の段階に入った。（2）モバイルインターネットが経済発展の新たなエンジンを構(gòu)築した。（3）モバイルアプリが社會(huì)?民生にさらに力を與えた。（4）モバイルインターネットの政策?法規(guī)サポートが新たな段階に入った。（5）モバイル端末の世論がプラスのエネルギーに満ちている。同報(bào)告書は、中國のモバイルインターネット発展について、次の5つの傾向を挙げた。（1）5G業(yè)界応用イノベーションが産業(yè)體制の高度化に力を與える。（2）メタバース産業(yè)応用融合がさらに深まる。（3）獨(dú)占禁止が市場(chǎng)環(huán)境の健全化を推進(jìn)し秩序正しくする。（4）モバイルインターネットのボーナスがさらに全國民に屆く。（5）デジタル農(nóng)村とデジタル政府の建設(shè)ペースが上がる。

「中國モバイルネットワーク発展報(bào)告書（2022）」を発表する人民網(wǎng)黨委員會(huì)委員と監(jiān)事會(huì)主席を務(wù)める人民網(wǎng)研究院の唐維紅院長。撮影?張若涵

発表會(huì)の現(xiàn)場(chǎng)で、中國工程院の鄔賀銓院士、國家情報(bào)センター情報(bào)化?産業(yè)発展部の単志広部長、國家インターネット情報(bào)弁公室総合ガバナンス局プラットフォーム管理処の張宏巖副処長が、葉蓁蓁氏、王利民氏と共に「モバイルインターネット青書2022」の除幕式を行った。

「モバイルインターネット青書2022」の除幕式。撮影?張若涵

中國工程院の鄔賀銓院士、國家情報(bào)センター情報(bào)化?産業(yè)発展部の単志広部長、クアルコム中國エリア研究開発責(zé)任者の徐晧氏がそれぞれ基調(diào)演説を行った。

鄔氏は「5G――融合イノベーションのプラットフォーム、デジタルモデル転換のエンジン」と題した演説の中で、5Gと光回線技術(shù)、Wi-Fi技術(shù)、モノのインターネット（IoT）、ブロックチェーン、クラウドコンピューティング、人工知能（AI）、インダストリアルインターネットとの融合及び応用について説明した。「5Gの広帯域と低遅延により、スマート意思決定はいち早くフィードバックを?qū)g現(xiàn)できる。さらにAIチップや人工知能OSを5G Iotモジュール內(nèi)に直接はめ込み、AIoT（モノの人工知能化）端末を構(gòu)成することができる」と鄔氏。

中國工程院の鄔賀銓院士。撮影?張若涵

単氏は、「デジタル化モデル転換の本質(zhì)は、新世代情報(bào)技術(shù)と従來的な経済?社會(huì)の固有の秩序及び利益の駆け引きで、データ資源のスムーズな流動(dòng)、開放と共有により、従來的な管理體制、ガバナンス構(gòu)造、公共サービス、産業(yè)展開を逆方向でさらなる合理化と最適化を促し、それを覆すことだ。デジタルトランスフォーメーションはデータにガバナンス、原動(dòng)力、優(yōu)位性を求めることだ」との見方を示した。

國家情報(bào)センター情報(bào)化?産業(yè)発展部の単志広部長。撮影?張若涵

徐氏はクアルコムの5Gの応用、5G標(biāo)準(zhǔn)及び今後の発展のビジョンを紹介した?！?G技術(shù)は日常生活において、攜帯電話以外のより広い分野と応用シーンに影響を及ぼす。例えば自動(dòng)車、VR（仮想現(xiàn)実）やXR（クロスリアリティ）、眼鏡、ドローン、衛(wèi)星アンテナなどは、いずれも5Gが特長を発揮できる分野だ」と述べた。

クアルコム中國エリア研究開発責(zé)任者の徐晧氏。撮影?張若涵

人民網(wǎng)研究院の研究員は5G＋8K超高畫質(zhì)技術(shù)の応用、バーチャルデジタルヒューマン、AI（拡張現(xiàn)実）技術(shù)の応用、デジタルコレクション、AI編集部などのモバイルインターネットの先端技術(shù)とメディアの新しい応用例を?qū)g演した。

人民網(wǎng)研究院研究員の彭琪月氏が、新しい応用例を紹介した。撮影?張若涵

人民網(wǎng)は中國のモバイルインターネットの建設(shè)と発展に長期的に注目している。人民網(wǎng)研究院は2012年より毎年、政府及び企業(yè)の研究機(jī)関や大學(xué)の専門家?學(xué)者を組織し、モバイルインターネット青書を編纂?出版している。2022年版の青書のテーマは「第14次五カ年計(jì)畫初年度の中國のモバイルインターネット」で、2021年のモバイルインターネットの発展?fàn)顩rと特徴を全面的に総括し、將來の発展の流れを予測(cè)した。モバイルインターネット青書の一部の作者及び業(yè)界や研究機(jī)関の専門家?學(xué)者が発表會(huì)にオフラインで參加した。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2022年6月30日