年に一度のショッピングイベント「618」がこのほど終了し、多くの人はたくさん買い物をした満足感に浸った後で、荷物が入っていた箱を大量に処分しなければならないという問題に直面する。しかしこれからの循環(huán)可能な宅配便用包裝なら、この問題を解決してくれる。
北京に住む江楓さんはECプラットフォームでよく生鮮冷凍食品を購(gòu)入する。いつ頃からだろうか、気がつけば家に屆く宅配便は使い捨ての白い発泡スチロールの箱を使わなくなっていた?!概溥_(dá)員が家に誰かいるか確認(rèn)してから荷物を?qū)盲堡藖恧啤⑸唐筏虮叵浃槿·瓿訾筏皮长沥椁耸侄嗓筏?、箱は持ち帰るというのが大半のケースだ」という。
この循環(huán)型生鮮食品用保溫箱は、これまで生鮮冷凍食品を運(yùn)ぶのによく使われていた発泡スチロール箱とは異なり、使用サイクルがより長(zhǎng)く、通常は1年以上で、數(shù)百回繰り返し使える。さらに白色汚染と呼ばれる使い捨ての発泡スチロール箱と異なり、多くの場(chǎng)合、溫度を保つ材料には発泡ポリプロピレンが使われ、斷熱性能が高いだけでなく、より軽くて丈夫で、さらに自然に帰りやすいという特徴がある。
輸送條件が特殊な生鮮冷凍食品だけでなく、數(shù)がより膨大な一般の商品についても、多くの企業(yè)が同じようにオリジナルの循環(huán)可能型宅配便包裝を打ち出している。2017年12月、京東物流が初めて循環(huán)型宅配便包裝箱「青流箱」を試験的に打ち出した。通常の狀況であれば50回以上繰り返し使えるという。21年7月には、2回の改良を経た順豊の循環(huán)型包裝箱「豊多寶(π-box)」が正式にテストを開始。同12月末までに72萬個(gè)が投入され、のべ280萬回循環(huán)使用された。
現(xiàn)在、一般商品の循環(huán)型宅配便包裝の大半はポリプロピレンを素材としたハニカムサンドイッチパネルで、軽い、丈夫、たたみやすいなどの優(yōu)位性がある。主要メーカーの1つである小象回家が提供した資料によると、通常であればこの素材の循環(huán)型箱の使用壽命は3年で、壽命後のポリプロピレンの回収率は90%以上になる。それだけでなく、現(xiàn)在の循環(huán)型宅配箱の大半は封をするのにマジックテープ、スナップ、ファスナーなどが使われており、プラスチックテープの使用をゼロにでき、これまで頭を悩ませてきたプラスチックテープの大量使用という問題も解決してくれるという。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年6月27日