「阜陽名物軽食」の麵料理を作るスタッフ(撮影?苗子?。?。
ランチの時間になると、安徽省阜陽市のご當(dāng)?shù)廿哎毳帷溉鰷?スープ)」の店は、客で大賑わいになる。多くの客は、「焼餅(パン)」2個と1杯のスープ「撒湯」を注文し、美味しそうに食べていた。人民網(wǎng)が報じた。
三代目の「撒湯」伝承人である王観さんと妻の張威さんは、受け継いだ店の経営に勤しんでいる。二人の役割分擔(dān)ははっきりしており、王さんが廚房、張さんがホール擔(dān)當(dāng)だ。
王さんは、「阜陽に戻って、撒湯の店を継ごうと思ったのは、高齢になった両親を放っておけなかったのと、集まった常連客のため。始めは、単純に店を大きくしたり、味を改良しようといったように自分の家族のことを中心に考えていたが、今は店をしっかり経営しようと思うようになり、阜陽名物の撒湯を伝承しようという責(zé)任感が増した」と話す。
蒸しパンを手作業(yè)で作るスタッフ(撮影?苗子健)。
今年7月12日、阜陽市は第一陣として飲食店148店に、「阜陽名物軽食」という稱號を授與し、ブランディングの道を歩み始めた。
サポート政策が打ち出され、無料トレーニング、軽食融資が提供されるなど、軽食産業(yè)が政府からの大々的なサポートを受けているのを背景に、阜陽の軽食は、ローエンドな粗放的経営から、ブランディング、チェーン化、大規(guī)?;sした発展へとモデル転換している。
多くの客で賑わう「阜陽名物軽食」旗艦店のホール(撮影?苗子?。?/p>
日が暮れる夕方になると、「阜陽名物軽食」旗艦店のホールには、明かりが燈り、多くの客で賑わい始め、生活感溢れるムードが漂う。ガラス越しの廚房では、スタッフらが小麥粉をこねたり、叩いて揉みこんだりした後、丸い形の蒸しパンへと仕上げている。
阜陽市技能人材管理サービスセンターの宋濤副主任は、「全て手作業(yè)で作っているのは、長年改良が重ねられてきた阜陽の軽食の文化をお客さんに披露するため。旗艦店は今年1月1日に営業(yè)を始めてから、50人以上の雇用問題を解決し、1ヶ月當(dāng)たり60-70萬元(1元は約20.5円)の売上高をもたらしている。さらに重要なのは、第一次産業(yè)の栽培?養(yǎng)殖、第二次産業(yè)の念入りな加工、第三次産業(yè)の実店舗をリードしている點(diǎn)だ」と強(qiáng)調(diào)する。
「阜陽名物軽食」旗艦店の廚房(撮影?苗子?。?。
今年は、阜陽市の店舗1000店に「阜陽名物軽食」の稱號を授與する計(jì)畫だ。また、2025年末までに、「阜陽名物軽食」の生産?経営主體を2萬軒にまで増やし、10萬人以上の雇用を創(chuàng)出し、生産高50億元以上を目指す計(jì)畫だ。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年9月15日