山東省済寧市の元教師?王広傑さん(81)が行うライブ配信の物理の授業(yè)が話題となり、ネットユーザー數(shù)十萬(wàn)人がその更新を待ちわびる人気ぶりとなっている。新華社が報(bào)じた。
王さんは、済寧市のある職業(yè)高等學(xué)校で電気工學(xué)を教えていた元教師で、1996年に定年退職した。2020年にライブ配信や科學(xué)知識(shí)を紹介するショート動(dòng)畫(huà)を作成しようと思い立ったのだという。
王さんは、自宅のベランダを片付けて、ライブ配信スタジオとして使用し、毎日、夜7時(shí)半から9時(shí)まで、中國(guó)各地の學(xué)生に向けて物理の授業(yè)のライブ配信をしている。
ユーモラスなスタイルの授業(yè)で、黒板の図も解説も分かりやすいというのが王さんの授業(yè)の特徴。ライブ配信の視聴者の中には、基礎(chǔ)がしっかりできていない學(xué)生もおり、そのような學(xué)生が理解できないことがあると、王さんは教える技術(shù)を駆使し、「例えば、電流を水の流れに例えたり、電圧を水圧に例えたりする。また、電気抵抗は、川底にはたくさんの石や砂利があり、水の流れを妨げることに例える」という。
このような誰(shuí)でも聞き馴染みある言葉を使って、原理を解説し、複雑で抽象的な電気工學(xué)の知識(shí)を具象化する授業(yè)をしてくれるため、學(xué)生にとって王さんは「カリスマ教師」となり、毎日の授業(yè)を數(shù)十萬(wàn)人が視聴するようになっている。
王さんは授業(yè)で、知識(shí)を伝えるだけでなく、物理に対する純粋な情熱も伝え、さらに、電気?物理の分野の科學(xué)者であるボルタやエルステッド、アンペール、ファラデー、エジソンについて語(yǔ)るのも大好きだ。
「知識(shí)のシェア」が、セカンドライフを送る王さんにとって最大の喜びの源となっている。そして、飾り気のない王さんはその実力と誠(chéng)意で視聴者の心を摑み、たくさんの「いいね!」をゲットしている。(編集KN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年9月13日