広西壯（チワン）族自治區(qū)南寧市の2萬(wàn)2千平方メートル以上の土地に、栽培面積18萬(wàn)8千ムー（1ムーは約6.7アール）に上るドラゴンフルーツ畑があり、規(guī)模は中國(guó)國(guó)內(nèi)で1位、年間の生産額は50億元（1元は約20.5円）に上る。この地には世界最大のドラゴンフルーツの集中栽培拠點(diǎn)があり、中國(guó)內(nèi)外の先進(jìn)的な栽培技術(shù)と管理方法が集積されている。ドラゴンフルーツ産業(yè)の臺(tái)頭に伴って、「緑の都市」と呼ばれる南寧には「中國(guó)ドラゴンフルーツの里」という新たな名前が加わった。人民網(wǎng)が伝えた。

南寧市の大規(guī)模ドラゴンフルーツ栽培拠點(diǎn)。（畫像提供は南寧市農(nóng)村観光局）

同市武鳴區(qū)雙橋鎮(zhèn)にある3千ムーのこの栽培拠點(diǎn)は、広西佳年農(nóng)業(yè)有限公司（佳年農(nóng)業(yè)）が「農(nóng)業(yè)生産工業(yè)化」の理念を踏まえて構(gòu)築した現(xiàn)代型農(nóng)業(yè)モデル拠點(diǎn)であり、ここにある標(biāo)準(zhǔn)化された栽培農(nóng)地ブロック195ヶ所にはすべて統(tǒng)一の設(shè)備と栽培技術(shù)が採(cǎi)用され、「水?肥料一體化」噴射?點(diǎn)滴灌漑システムが配置され、雑草の生育を抑制するシートや物理的な防蟲ライトなどの標(biāo)準(zhǔn)化された設(shè)備もある。この拠點(diǎn)では獨(dú)自の知的財(cái)産権を持ち、國(guó)の特許を計(jì)17件取得した重要技術(shù)の推進(jìn)?応用が進(jìn)められ、同自治區(qū)で規(guī)模が大きく、標(biāo)準(zhǔn)化レベルが高い優(yōu)良なドラゴンフルーツ生産モデル拠點(diǎn)となっている。

佳年農(nóng)業(yè)の廖祥松技術(shù)ディレクターは、「私たちはドランゴンフルーツの栽培において株を1列に並べて高密度で植える方法を採(cǎi)用し、管理においては出來高制を採(cǎi)用し、農(nóng)家を工場(chǎng)の労働者とみなし、働いた分だけ多くの収入を得られるようにした。これまで1戸の農(nóng)家で果物畑を管理するのは3-5ムーの畑でも大変だったが、今では現(xiàn)代型生産管理技術(shù)のサポートを受けて、1組の夫婦で30ムーあまりの畑の管理が楽にできるようになり、1千ムーの拠點(diǎn)でもたった1人の責(zé)任者がすべての調(diào)整作業(yè)を行えるようになった」と述べた。

夜のとばりが降りた南寧のドラゴンフルーツ栽培拠點(diǎn)。（畫像提供は南寧市農(nóng)村観光局）

同市のドラゴンフルーツ栽培拠點(diǎn)の責(zé)任者は、「開花促進(jìn)と補(bǔ)助光がもたらす増産の効果は明らかで、生産サイクルが15日以上短くなり、毎年3回から４回は収穫できるようになり、1ムーの土地で5千元前後の収入増が期待される。これは科學(xué)技術(shù)がもたらした成果だ。農(nóng)業(yè)生産の工業(yè)化と科學(xué)技術(shù)によるエンパワーメントは、南寧の気候條件が海南に及ばず、経済力が広東に及ばない狀況の中で、ドランゴンフルーツを全國(guó)トップ産業(yè)に押し上げた秘訣でもある」と述べた。

今では、南寧のドラゴンフルーツは地理的表示農(nóng)産物製品保護(hù)プロジェクトに組み込まれるようになった。21年1月に同自治區(qū)のドランゴンフルーツが第一弾としてオランダに輸出され、南寧のドラゴンフルーツは國(guó)際市場(chǎng)への扉を開き、徐々に海外へ進(jìn)出している。

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2022年9月15日